有名インフルエンサーらの「千羽鶴批判」

■AERA.dot：
https://dot.asahi.com/dot/2022042800088.html?page=1

ロシアから侵攻されているウクライナのために、
ある団体が千羽鶴を折ったことについて、
ひろゆき氏、DaiGo氏、堀江貴文氏らが、
「無駄な行為」「そんな暇あるならバイトをして送金して」
「善意押し付け」と批判し、西野亮廣氏も、
「阪神淡路大震災で千羽鶴の処理に困った体験」を発信したそうです。

しかし実際、折り鶴を制作していた方々は、
障害者就労移行支援施設の利用者であり、
バイトをして金銭的な支援をするのが難しい立場の方々であったこと。
そして、千羽鶴の送り先は、戦禍にあるウクライナではなく、
日本国内にあるウクライナ大使館であるとのことです。

まさか、有名人諸氏が、そういう実際の事情を知りながら、
そのような批判的な発信をした、とは思いません。
ただ、自分がしたこと以外のモノゴトを自分の想定内で「断定」し、
断片的なデキゴト情報だけで「批判」的な発言をすることの危険性は、
私たち（特に影響力のある有名人は）一人ひとりが、肝に銘じたいところです。