《アロマテラピーサロン・ピュアティ》purity diary

アロマルームのできごと、好きなこと、日々のあれこれをココロのままに綴ってます♪
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大工さん

2006-05-12 01:01:51 | 今日のできごと
私の祖父は大工の棟梁をやっておりました。
当時、家には材木、のこぎり、カンナ、とんかち、釘 たくさんの危険物があった感じです。祖父は怖い人でした。頑固で強情な言い出したらきかない人でした。

巨人ファンで、先にテレビを見ていても、野球中継が始まれば勝手にチャンネルをかえられます。巨人が負けると機嫌が悪くなり、気にいらない事があるとテーブルをヒックリ返す。(星 飛雄馬のお父さんそっくりです)

寝転んで、テレビを見ていたら怒られる、ミニスカートを着ていても怒られる。ドアをバッダンと閉めれば怒鳴られる。食事はみんな正座。少しでもお箸が迷ってしまったら、また怒られる。いつも祖父の目がありました。1度 家に泥棒が入り、祖父が取っ捕まえ、泥棒を泣かしたこともあります(苦笑)

でも庭には、季節によって柿や葡萄がなったり、つつじや紫陽花が満開になったり、盆栽もたくさんあり、植物を育てるのも好きだったみたいです。

子供の頃、祖父がとっても怖かったけど、たまに野球を観に後楽園へ連れていってくれたり、競馬場へも祖父のお伴としていきました。全然、意味わからなかったけど、そこで焼きとうもろこしや焼きそばを食べたり、そんな事が目当てだったのかもしれません。そして祖父の楽しそうな躍動感がある姿が好きだったのかもしれません。

その祖父が先月95歳で亡くなりました。そのわずか5ヶ月前には祖母が他界してました。二人とも大往生です!
祖母が亡くなる時、たくさんの人が病院にかけつけ、最期を見届けました。

5ヶ月後、祖父も病院に入院していていたのでですが、夜『亡くなりました。』って連絡が入り 最期は誰もそばにいてあげる事ができませんでした。でも亡くなった顔は笑顔!笑っていたのです。きっと祖母が迎えに来たんだねって、その笑顔に家族は救われた思いでした。

でも、ずっとずっとココロに引っかかってました。

(寂しかったかな?)

大往生で人生を全うしたんだから、寿命だったのだから。といくら思っても、泣けて来ちゃうのです。しかも突然。

白昼夢を見ました。(うぅ怖いでしょ!?←ただ電車で寝ていただけ)祖父は一人でのこぎりを持ち何かを作っているのです。(なぜか若い!)夢の中の私は何も思わず『あ おじいちゃんだ』と言って近づいて、でも祖父は私に全然気がつかないのです。『おじいちゃん!』って言っても無視。…見えてないんだ。私は祖父の周りをぐるぐる回って、ただ作業を見ていて(おじいちゃん こっちを見てよ)ってすごく寂しい思いでした。目が覚めても寂しい感じ。もう何か言ってくれれば良いのにな…

でも、元気そうで良かったです。若返っていて素敵でした。
私は霊感も第六感も全くない人なので、祖父のこと考えていたから そんな夢を見ただけだと思います。

きっと私が寂しいのですよね。。。。。


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