《アロマテラピーサロン・ピュアティ》purity diary

アロマルームのできごと、好きなこと、日々のあれこれをココロのままに綴ってます♪
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つきのふね

2006-07-05 00:15:53 | 読書
森 絵都(もり えと)著書の『つきのふね』通勤電車の中でとか、休憩中にさらっと読めるのがほしくて選んだんだ。タイトルの全ひらがなが決め手だったかも?

中学生が主人公になっているが、大人のほうが、この作品に自分の思いなどが入っていく気がする。ただの青春小説ではありませぬ。トラウマだとか、寂しさゆえ、満たされないから、いろんな理由で現実逃避して、妄想やら引きこもりやらストーカーまがいやら、どんどん自分も周りも疲れていってしまう。普通のありきたりの、日本中にたくさんいるような人々が壊れていってしまう…。

そこで『救い』となるものは?

軽い気持ちで読んでいくわりには、どんどん引き込まれていってしまう。

人間の弱さ 強さ、対極にあるものを問いかけてる本だった。(ノスタルダムスなつかしいなぁ

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