《アロマテラピーサロン・ピュアティ》purity diary

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わたしを離さないで

2016-01-15 23:41:15 | 映画、鑑賞
アロマテラピーサロン・ピュアティの槙美佐子です。

今日から綾瀬はるか、三浦春馬主演のドラマ『わたしを離さないで』が始まりましたね。

原作は

イギリスの作家 カズオ・イシグロ氏で、100万部のベストセラーだそうです。

本、読み終えました。



ドラマとは、役名が違うけれど1話は、大体 原作と同じ。

なのでネタばれになってしまうかも、なので、あまり書けませんが

読んでいて、せつなくなりました。

本当、せつない。

そして、以前観た

アイランドという映画を思い出しました。

地球は汚染されているからとコロニーに住んでる住人たち。

唯一の楽しみは、定期的な抽選会があり、抽選に当たると、アイランドというパラダイスに行けるという。

当たった人は大喜び!

でも、実はコロニーを出たあとは臓器移植の提供だったり、代理出産で赤ちゃんが生まれたあとは薬殺されたり

この映画のコロニーの人たちはクローンで、作られ利用される命だったのです。
子供の頃の記憶は捏造。←ちなみにカズオ・イシグロの小説は捏造ではありませぬ。

映画の住人公は、それに気づき、コロニーから逃げ出し、自分の人生を守ろうと戦います。

そういえば現代でも、何年?何十年前?確か山羊のクローンが誕生し、人間においても出来るような、絶対やってはいけない!とか、討論がありましたよね。

人間のクローンは神の領域、絶対にタブーと言う人たちが多かったような気がします。

小説は提供者、介護人としてのみ生きていかねばならない特別な人たち。

子供の頃から、洗脳され、それを使命だと淡々と全うしてゆく。

洗脳は、心を麻痺させ、すでに壊してしまうのだろうな。

ラストも。。。せつない。

クローンにも人格が形成されるのであれば、

道具として扱う人間の傲慢さに、いつか人類滅亡するだろうな、と容易く想像できてしまう。

映画のようにクローンの提供(犠牲)で病気が治り、赤ちゃんを授かったとしても、人間は罪を重ねていくような気がしました。

なんて、深刻に重たく考えてしまうくらいに、小説はリアル感があるのです。

残酷さを大義、キレイ事、美談にすり替えて

人をコントロール(洗脳)しようとする人たちの本質を見抜くのは、その人たちの行動と矛盾を見るべし!と思ったのですが、

子供には、難しすぎますよね。涙

それに、洗脳させてる人も、大義に洗脳されてるから、なんていうか、救いを見いだせないのです。涙



このドラマは、どんな結末を迎えるのだろう。






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