アロマテラピーサロン・ピュアティの槙 美佐子です。
先月、万引き家族を観に行ってきました♪
カンヌ国際映画祭でパルムドール賞(最高賞)を取った作品。
是枝監督の作品は、
最近では、「そして父になる」「海街diary」「3度目の殺人」などがありますが、
「海街diary」は本当、大好きで、DVDまで買ってしまったほど。笑
何度も観ています。
今回の「万引き家族」は「海街」とは、180℃違う世界観。
「絆」というテーマ?は同じだけど、ものすごくダーク。
観終わって、消化するのに時間かかりました。(今も消化してない感じ。笑)
ここから
ネタバレあり!!これから観に行かれる方は要注意
とにかく出演されてる俳優さん、女優さん方の演技が素晴らしかったです。
始まってすぐに、物語に引き込まれました。
特に、安藤サクラさん!!!!!
ずっと、安藤サクラさんと江口のりこさんの区別がつかなかったのですが、もうハッキリクッキリ、安藤サクラさんを認識しました。
妖艶だし、目で語るというか、わたしの目は安藤さんに釘づけ。笑
この家族は、社会において、「底辺」というか、ひどい言葉で言うと「人間のクズ」とも言われてしまうような人たち。
大人たちは、生計を立てるために働いてはいるけれど、稼ぎも少なく
足りない分は「万引き」をして補ってる。
おばあちゃんの年金目当てに、家に転がりこんで、そのお家もゴチャゴチャゴチャゴチャとして
ゴミ屋敷と言われてもおかしくない感じ。。。
この家族は、悪びれもせず子供たちに万引きの仕方を教えたり、
孫が風俗で働いてるのに、辞めさせようともしなく、
子供は学校に行っていない。
しかも、、
本当の家族ではなくて、
みんな血のつながりがないという事実。
でもね、
幸せそうだったのです。
みんなで海水浴へ行ったり
縁側に座って「見えない花火」を音だけで楽しんでいたり
つかの間のささやかな幸せ。
その幸せはあっというまに壊れていく。
おばあちゃんが亡くなって、そのご遺体を年金をもらい続けるために、
家の中に穴を掘って埋めたりね、、、
男の子(長男)が妹に万引きをさせたくないために、
あえて、自分を捕まえさせたりね、、、
偽りの家族がバラバラになっていく。
この人たちをテレビのニュースで観たとしたら、そりゃもう嫌悪感だらけになってしまいそうだけど、
そうじゃないんだ。。。
過去にさんざん傷ついて、耐えて、今も人生を堪えながら生きてる人たちなんだって
思えました。
福祉課(児童相談所?)の人たちの言葉が、ただの薄っぺらな正しさに感じたり
さんざんネグレクトしていた本当の両親が、娘が見つかったとマスコミに
涙ながらに嬉しさと感謝を言ってる気持ち悪い姿に
どれが正しいんだか
どれが悪なのか
まったくわからなくなってきそうでした。
でも
子供たちは別として
大人たちは、今までの人生のどこかで、もうちょっと違う生き方の転換ができたのではないかな、、、って思ったら、
あぁ、、それが今なのかもしれないと思ったり、、、
自分の名前を男の子(息子)につけたお父さん(疑似家族のね)
最後まで「お父さん」って呼ばなかった男の子。
でも、別れのとき、バスの中で男の子がつぶやいた言葉は、
もしかして「お父さん」だったのかな?と思わせるあやふやなシーンもあったりね
絆は確かにあった。
でも、脆くもあった。
。。。っていうのが、本当にたまらないです~~~。
ハッピーエンドが好きなわたしは、ラストのシーンで
女の子が「あ!」と見つめた先にいた人は誰なのか、気になるところです。
ラストだけが
ちょっと希望の匂いがかすかにした感じ。
このひとたちを
せつないとか
可哀想そうとか
感動したとか
悪いとか
情けないとか
どうしようもないとか
捉え方は観るひとによって違う気がします。
わたしは、「こうなんだ!」と決めつけることができませんでした。。。
この世界とは無縁のひとたちはいっぱいいる。
でも、この世界のひとたちも確かにいる。
ということを感じた映画。
いいもわるいも
心にズシンと残る映画でした。
長々、失礼いたしました💦
☆ ☆ ☆
・おすすめ!ナチュラル日焼けどめクリーム&サンケア・アロエローション作り♪
・Active Aroma(アクティブアロマ)
7月、8月スタート 受付中♡
☆☆☆
先月、万引き家族を観に行ってきました♪
カンヌ国際映画祭でパルムドール賞(最高賞)を取った作品。
是枝監督の作品は、
最近では、「そして父になる」「海街diary」「3度目の殺人」などがありますが、
「海街diary」は本当、大好きで、DVDまで買ってしまったほど。笑
何度も観ています。
今回の「万引き家族」は「海街」とは、180℃違う世界観。
「絆」というテーマ?は同じだけど、ものすごくダーク。
観終わって、消化するのに時間かかりました。(今も消化してない感じ。笑)
ここから
ネタバレあり!!これから観に行かれる方は要注意
とにかく出演されてる俳優さん、女優さん方の演技が素晴らしかったです。
始まってすぐに、物語に引き込まれました。
特に、安藤サクラさん!!!!!
ずっと、安藤サクラさんと江口のりこさんの区別がつかなかったのですが、もうハッキリクッキリ、安藤サクラさんを認識しました。
妖艶だし、目で語るというか、わたしの目は安藤さんに釘づけ。笑
この家族は、社会において、「底辺」というか、ひどい言葉で言うと「人間のクズ」とも言われてしまうような人たち。
大人たちは、生計を立てるために働いてはいるけれど、稼ぎも少なく
足りない分は「万引き」をして補ってる。
おばあちゃんの年金目当てに、家に転がりこんで、そのお家もゴチャゴチャゴチャゴチャとして
ゴミ屋敷と言われてもおかしくない感じ。。。
この家族は、悪びれもせず子供たちに万引きの仕方を教えたり、
孫が風俗で働いてるのに、辞めさせようともしなく、
子供は学校に行っていない。
しかも、、
本当の家族ではなくて、
みんな血のつながりがないという事実。
でもね、
幸せそうだったのです。
みんなで海水浴へ行ったり
縁側に座って「見えない花火」を音だけで楽しんでいたり
つかの間のささやかな幸せ。
その幸せはあっというまに壊れていく。
おばあちゃんが亡くなって、そのご遺体を年金をもらい続けるために、
家の中に穴を掘って埋めたりね、、、
男の子(長男)が妹に万引きをさせたくないために、
あえて、自分を捕まえさせたりね、、、
偽りの家族がバラバラになっていく。
この人たちをテレビのニュースで観たとしたら、そりゃもう嫌悪感だらけになってしまいそうだけど、
そうじゃないんだ。。。
過去にさんざん傷ついて、耐えて、今も人生を堪えながら生きてる人たちなんだって
思えました。
福祉課(児童相談所?)の人たちの言葉が、ただの薄っぺらな正しさに感じたり
さんざんネグレクトしていた本当の両親が、娘が見つかったとマスコミに
涙ながらに嬉しさと感謝を言ってる気持ち悪い姿に
どれが正しいんだか
どれが悪なのか
まったくわからなくなってきそうでした。
でも
子供たちは別として
大人たちは、今までの人生のどこかで、もうちょっと違う生き方の転換ができたのではないかな、、、って思ったら、
あぁ、、それが今なのかもしれないと思ったり、、、
自分の名前を男の子(息子)につけたお父さん(疑似家族のね)
最後まで「お父さん」って呼ばなかった男の子。
でも、別れのとき、バスの中で男の子がつぶやいた言葉は、
もしかして「お父さん」だったのかな?と思わせるあやふやなシーンもあったりね
絆は確かにあった。
でも、脆くもあった。
。。。っていうのが、本当にたまらないです~~~。
ハッピーエンドが好きなわたしは、ラストのシーンで
女の子が「あ!」と見つめた先にいた人は誰なのか、気になるところです。
ラストだけが
ちょっと希望の匂いがかすかにした感じ。
このひとたちを
せつないとか
可哀想そうとか
感動したとか
悪いとか
情けないとか
どうしようもないとか
捉え方は観るひとによって違う気がします。
わたしは、「こうなんだ!」と決めつけることができませんでした。。。
この世界とは無縁のひとたちはいっぱいいる。
でも、この世界のひとたちも確かにいる。
ということを感じた映画。
いいもわるいも
心にズシンと残る映画でした。
長々、失礼いたしました💦
☆ ☆ ☆
・おすすめ!ナチュラル日焼けどめクリーム&サンケア・アロエローション作り♪
・Active Aroma(アクティブアロマ)
7月、8月スタート 受付中♡
☆☆☆