いつも持ち歩いているボクのバッグの中には、「マイ箸」や「風呂敷」など色々なものが入っている。
そして、おそらくこれを持ち歩いている人は滅多にいないだろうと思うモノも入っている。
【なんこ玉】
昔、鹿児島の酒席でよく用いられていた。
互いに向かい合った二人が、この【なんこ玉】をそれぞれ3本ずつを、後ろ手にして持つ。
そして、0~3本の自由な本数のなんこ玉を片手の中に隠し、その手を自分の前に出す。
同様に相手も手の中に0~3本のなんこ玉を隠した手を自身の前に出す。
そこで、隠し持ったなんこ玉の二人の合計を当てるという競技。
負けた方は、「そらきゅう」という御猪口やグラスの焼酎を飲まなくてはならないというゲームである。
【なんこ】とか、【薩摩拳】などと呼ばれる。
ボクが持っているなんこ玉は、今は亡き親父の形見。
母親の実家でもあった焼酎の蔵元の銘柄『神川』が刻まれている。
ただ、残念なのは、東京在住なので対戦相手がいないこと…。(笑)
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