PRESSMAN GOGO

オートバイスポーツ、トライアルを中心にディレクター生野涼介が日々の気がついた事、取材した時の思いなど、日常のブログです。

BETAオフロードパーティー2014

2014-11-10 21:44:25 | 日々の事
日井ではありませぬ。

トライアル界では知らぬ人はいない小川毅士選手が今年から管理人となった、白井トライアルパーク。
11月9日の日曜日、ここにベータジャパンの契約ライダーが勢揃い。

BETAオフロードパーティー2014なるイベントが開催されました。


お客さんも沢山で、中にはつよポンを見て「トライアルの方ですか?」と問いかける知らぬ人も(笑)
いいですねえ、カテゴリーのクロスオーバー。
参加車両はベータ以外も大歓迎で、民家に近いため早朝夕方お昼のエンジン音は遠慮ですが、解禁時間には色んな音のハーモニーとなります。
会場には様々なベータ車が用意されており、他メーカーユーザーに是非違いを実感していただこうというWiseMotoさんの自信が伺えます。


午前中のメインイベントは、エンデューロスクール。講師はこちらの方々です。

私は近作「野崎史高の 変身!トレールテクニック」でもお世話になった和泉拓選手の担当する、初心者コースを取材します。
https://www.youtube.com/watch?v=9Bl4pEYzNpk

初心者コースらしくライディングポジションからステップの踏み方、レバーの握り方などから始まりますが、それぞれ理にかなっていて深い!さらに和泉選手の真面目な人柄が出て説明がとてもわかり易い!
失敗した時の対処方法から、トライアルにはない「ニーグリップ」などもとても参考になるコーチをしてくれます。

朝から厚い雲に覆われていた会場、お昼前にはついに雨が降ってきてしまいましたが、スクールにはかえってお役立ちだったかも。
和泉選手は天気なんか関係なく、湯気が出るほど熱心に教えてくれました。


幸い雨は午後には上がり、もうひとつのメインイベント、トライアルスクールが始まります。

ベータジャパンの揃えた講師陣、なんと全国国際A級スーパクラスの半分が揃っているってんだからすげえや。ここで全日本が開けちゃいそうです。
もしかしたら生徒よりも先生の方が多いかも、てなところも豪華。

午後の白井は管理人も「見たこと無い」と驚くくらいの濃い霧が立ち込め、時間につれてどんどん深くなっていきます。
せっかくの広い白井が全然見えなくなるくらいだったのですが、山の上のセクションにはそれぞれに先生が2人ずつ配置。
生徒は自分でセクションを回って、色々な先生に様々なセクションで教えを乞うことができるという設定です。

田中善弘選手によると「白井は色んなステアや路面があって教えやすい。地元でもスクールはやるけど、なかなかこれだけの環境はない」とのこと。


今はJTRではアシスタントに徹している宮崎航選手。アシスタントの要領を活かして、びしびしライダーにラインや注意点を伝えます。


野本佳章選手は、某番組にスタントライダーとして出演した時の裏話なども交えながらの指導。
「あの俳優さん、普段はおちゃらけなのに役になるとまるで別次元のようにかっこいいですよ。オレももう抱かれてもいいや、と思っちゃいました」

開幕戦の怪我でその後試合では顔を見なくなってしまった、永久保恭平選手。久しぶり〜。

自己主張の強いスーパークラスの中では比較的おとなしめな成田亮選手も、ボディアクションを交えながら教えてくれます。


ランキングではベータジャパン内最高位、今年はついに優勝も成し遂げた「走る管理人」小川毅士選手。



腰の入った指導で、女性でもたちまちこんなところが行けるようになりました。


唯一の国際B級山崎頌太選手は本来講師側なのですが、「後輪上げたまま上がって、ステアの上でジャックナイフしてみ」などと毅士選手に絞られます。

そのお返しでしょうか、山崎選手は女性ライダーでも登っていた岩にひっかかっていたつよポンパパを、ビシバシ指導です。


トライアルスクールには和泉選手も乱入。

なんとエンデューロ車でウーポンにまで挑戦します。

もし和泉選手がもっと早くからトライアルやっていたら、今頃「スーパートライアル」にご出演いただけていたのでしょうね。

どの選手も全日本では見せない表情をのぞかせます。これが見られただけでもHappyな気分。


スクールのあとは、ますます深くなる霧の中でデモンストレーション。



もちろんコレも見ることが出来ました。

お客さんの子供がいつまでも「すごいねすごいね」と言っていたのと、野本選手が「何回やっても、実は恐い」と本音を言っていたのが印象的です。

最後はエンデューロデモンストレーション。4人のライダーによるレースです。

これがまた抜きつ抜かれつで、霧に霞む中から見ていたつよポンたちも「面白い!1時間のドラマが作れるんじゃない?」てなくらい。

もしつよポンや善弘選手が最初からエンデューロやっていたら、今頃みんなISDEだったかもしれません。

これにて第1回BETAオフロードパーティーは大盛況のうち終了。悪天候を押して来ていたお客さん、貴重なものが沢山見られてよかったね!



オマケ。
身長190cm越えのWiseMoto社長、門永哲也さん。
メットに回転灯つけて灯台になってくれれば、霧の中の道案内になったのに。


今回各所でマイクを持ってMCを務めた土偶さん。

野本選手から「あ!野生のクマが出た!!くまモンだぁ、くまモンだぁ」と冷やかされておりました。
確かにこりゃ登別クマ牧場で見た絵だなあ(笑)

僕は移動コースを走っただけで翌日筋肉痛。うーん、白井は走りごたえがあるぜい。

オッサと藤原慎也選手

2014-11-03 09:10:26 | 日々の事
2014年、国際A級でチャンピオンを獲得した藤原慎也選手。



中部大会が終わった時点でもうチャンピオンは決まっていたので、Tシャツは完璧です。



作ってくれたのは、彼が所属するTeamぱわあくらふと。
でもぱわくら社長の小玉さんがこれを着ると、せっかくスリムな藤原選手が横に広がって「あっちょんぶりけ」になってしまうのでした(笑)

おそらく全日本では1台だけ?
珍しいマシン、オッサに乗る藤原選手。



今回のチャンピオン獲得は、このマシンに乗り換えるという大英断の結果得られたものだそうです。

ただ来年はどのマシンに乗るか、まだ決まっていないとのこと。
そんな所に、チェコのトライアル仲間、ルカシュ君からこんな動画が届きました。

http://youtu.be/gvtJTw6UvUM

ルカシュ君は自転車トライアルをやっていて来日経験もあり、尾西和博君などとも友達。
日本語がわからないのに、ありがたい事に今も「スーパートライアル」を全巻お買い上げのお得意様です。
来年はもしかしたら、このマシンでスーパーを闘う藤原選手の映像をお届けできるかな?(^^)

昨年もスーパークラス昇格資格のあった藤原選手ですが、「国際A級でチャンピオンをとってから上がりたい」と1年留年した経緯があります。
これで晴れて来年はスーパー昇格ですが、IA最終戦で表彰台に登った3人はみんなスーパークラス宣言。
どうやら他にも昇格する選手がいるらしく、来年の「スーパートライアル」は取材と編集がエライことになりそうだぁ。

中国大会から中部大会へ

2014-10-08 17:19:24 | 日々の事
ふうふう。
中国大会の編集が、ようやくゴールにたどり着きました。

2ラップ目、見事なライディングで今季初優勝を勝ち取った瞬間の黒山健一選手。


黒山選手がすでにクリーンしたので2位が確定しながらも、最後まできれいな走りでまとめた小川友幸選手。

ゴール後の笑顔は、黒山選手をたたえてのものです。

中国大会が終わってからおよそ1ヵ月。
この時期は色々忙しくてブログの更新もままなりませんでしたが、という訳で何とか中部大会までに中国大会をまとめることができました。
ぜいぜいぜい。
特典映像とかメニュー画像とかまだまだ諸作業が残っているので、製品として販売できるのは東北大会の頃になってしまうかもしれませんが、わたくしの気分的には一息です。
中部大会では、完全復活の黒山選手とランキング圧倒的リードの小川友幸選手の闘いを堪能できそう。
もちろん野崎選手、毅士選手、それにちょっとパワーダウンが心配な田中善弘選手などの走りも楽しみですぜ。


新作DVD

2014-09-03 10:05:57 | 日々の事
世の中9月。夏休みもすっかり終わった感じです。
夏休みは関係なくDVD制作に没頭していたわたくし、そのかいあって2タイトルを完成です。

ひとつは「野崎史高の 変身!!トレールテクニック」

ご存知史君による、トライアルテクニックをトレールバイクに活かして、ショッカーを倒せるくらい走破力をあげちゃおう、ってDVD。
スクールの取材なんですが、野崎選手の楽しくわかりやすい解説と実演、生徒さんたちによる失敗例で効率的にオフロードテクニックを身につけられます。
今回は生徒さんが実にバラエティーに富んでいていろんなレベルの人の参考になるし、彼らの成長を見ているだけでも楽しい内容に仕上げることができました。
野崎選手のライディングは、全日本はもちろん世界戦も多数。うーん、十有余年の映像蓄積がまた役に立ったぜ!

CM動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=9Bl4pEYzNpk
一応9月5日が発売日ですが、ご連絡いただければもう少し早くお届けできるでしょう。


もうひとつは、「スーパートライアル2014 第4戦北海道大会」

九州大会の惨敗で選手生命さえ心配された黒山健一選手が、みごとな復活を見せます。
さらにそれを越えていく小川友幸選手の、神がかり的なライディングも、もちろんしっかり取材。

他にいつもの楽しいベータチームパドックの様子や、スーパーだけではなく電動バイクで参加の成田匠選手、IB久岡孝二選手、氏川湧雅選手のライディング、さらにはライセンスさえ持っていない超若手ライダーまで収録。
特典映像には、試合終了後にスペシャルセクションで発生した練習会の様子を入れました。これがまた楽しい!

CM動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=FO62Qc3f3Pw
正式発売は来週となっておりますが、こちらももうちょっと早くお手元にが可能かと。
中国大会にも持って行けるとおもいますので、現地でもお声をおかけ下さい。

ドラレコ

2014-08-30 10:04:32 | 日々の事
いつもはすーすー走れる、見通しのいい片側3車線の直線道路で大渋滞。
何事かと思ったら、事故渋でした。



なんでこんな道路で単独事故?
うーんこの道路、事前告知無く一番右車線が右折専用道路になっちゃうから、まっすぐ行きたい車が急に割り込んで来て避けようとしたんでしょうか。
車が1台しかない所を見ると、割り込んだ車はそのまま行っちゃったんでしょねえ。かわいそうに。
真正面からガードレールに突っ込んで、ボンネットが真ん中あたりまでV字にへこんでいました。

ちなみに事故現場の左側の建物は、ウチの子供がかよっている学校。
生徒に怪我はなかったようで、良かったです。
子供に聞いたら、こんな事故は結構起こっているよう。道路が悪いんだから対策しろよなあ。

というわけで、ウチの車はついにドライブレコーダーを装着。
1週間後の全日本トライアル中国大会取材に向けて、着々と準備を進めております(^^)

このトランポ買った直後、ほとんど停まっている所に自転車が突っ込んできた事があったんだけど、警察からはまるでオレが犯人あつかい。
相手は信号無視、夜間無灯火、自転車で右側通行、雨のなか傘さしながら片手運転、だったのにさ!

これで少しは無謀運転と、一時停止などへの無謀警官イチャモンの対策になるかな?


JTR北海道大会 試合後

2014-08-22 08:08:43 | 日々の事
北海道大会の最終セクション、SSの第2は結局全員失敗。
試合は小川友幸選手の圧勝で幕を閉じた…はずでした。

ところがSS第2最後のライダーとなったガッチが、ただちにリベンジトライ。

行けなかったステアに何度も挑み、ついにクリーン。


さらに今回敗れはしたものの「1年ぶりに自分の走りが出来て満足」という黒山選手も参加。

ついに登ってみせます。




さらにさらに、柴田暁選手もやって来ました。


加えて小川毅士選手も乱入で、大練習会の始まりです。

もちろんお客さんは大喜び。下手したら試合そのものより盛り上がったかも。

表彰式が終わると今度は野本佳章選手が熱心にトライ。毅士選手の指導を受けながら、クリーンするまで飛び続けます。








緊迫したレースも見どころでしたが、「やってみよう!」というトライアルの本来の楽しさを満喫できたのでした。
会場にいたお客さんからは「生野さん、この映像絶対DVDに入れてくださいよ」「もちろんですよ、こんな楽しいもの」となったのですが…。

今回は他にも成田匠選手の電動バイク再挑戦の話


氏川湧雅選手や久岡孝二選手の若手の走り


さらには彼らよりさら若い12歳の少年の映像


など、お話が沢山。どうやって構成してDVDに入れるか、悩みまくり中です(^^)


JTR北海道大会最終セクション

2014-08-14 10:40:11 | 日々の事
北海道大会の最後のセクションとなる、スペシャルセクションの第2です。
恒例のインドア的コンクリートブロックなんですが毎年少しずつ設定が変わっていて、今年は手前に四角いヒューム管。
これを越えてから2段に積み上げられたステアに挑みます。

本当はこのラインは前日まで通常の2ラップ用で、SSは右から2段に上がるようマーカーが置かれていました。
でもまっすぐ登る方が難しいということで、当日はこのラインがSS用に。
もう大体順位も決まっている選手たちは、下見で知恵を出し合い攻略方法を考えます。

最初に挑むのは、成田亮選手。
手前からダニエルジャンプで飛びますが、あえなく弾き返されてしまいました。


2人目は野本佳章選手。

ホントはここで岩からずり落ちバックなのですが、オブザーバーはクリーンの表示のまま。
野本選手は成田選手と同じ方法でステアに飛びつきますが、やはり登れません。


3人目、加賀国光選手。ダニエル大好きの加賀選手はどんなダニエルジャンプを?と思ったら、手前で1回ダニエルをした後マシンを下におろします。

ここからウーポンで上がろうとしたのですが、うーん、届かない。


続いて斎藤晶夫選手。
でも後ろの縦のヒューム管からのジャンプで落っこちてしまいます。


田中善弘選手も、同じポイントで撃沈。


いよいよ上位5人の登場です。柴田暁選手は成田選手などと同じ方法でスピードをできるだけ落とさず飛びついたのですが…。


九州大会の2m10cmの超高いステアを登った2人のうちのひとり、小川毅士選手も同じ方法でトライ。。
実に惜しいところまで行くのですが、やはり落ちてしまいます。


同じく高いステアは大得意の黒山健一選手。スピードより一旦止まるほどのタイミング優先のダニエルジャンプでしたが、やはりダメ。


九州大会の2m10cmを登ったもう一人の野崎史高選手。
なんと手前のヒューム管でウーポンです。

多分後輪を出来るだけ後ろに登らせて加速を稼ごうという作戦だったのでしょうか。しかしやはり。


最後はすでに優勝を決めている小川友幸選手。

行き方は成田選手や毅士選手と同じ、オーソドックスなダニエルジャンプ。
ところがさすがチャンピオン! 行ったあ!!

でも登ったことに自分でびっくりしてしまったのでしょうか、右に落ちてしまいます。

オブザーバーも慌てて5点の笛を吹いてしまいますが、これはコースアウトではありません。
友幸選手は態勢を立て直し、通常セクションでは2回ともクリーンしている右側からトライ。

ところが今度は登れません。


というわけで結局全員が5点とはなりましたが、それぞれの行き方を存分に楽しませてくれたスペシャルセクション。
大会は大盛り上がりで終了して表彰式へと向かうのですが、実はこのセクションでのお楽しみはまだまだ続くのです。



JTR北海道大会スペシャルセクション

2014-08-04 23:15:34 | 日々の事
全日本トライアル北海道大会が終了して、2週間が過ぎました。
すみません、まだ映像編集はほとんど進んでいないんですが、せめて写真でスペシャルセクションのみでもご紹介です。

北海道大会のスペシャルセクション、その第1はこんな感じ。

いつもの年だと画面右端からテッペンの岩まで飛び上がるんですが、今年は左の岩に上がって90度向きを変え、右の岩が最後の障害という設定です。

最初に挑戦するのは、成田亮選手。

手前で手こずり、ここまで来た所でタイムオーバーです。

2番手は野本佳章選手。

ここまで行ったんですが、残念ながら岩から落ちてしまいました。

3番手、加賀国光選手。

左の岩に上がる所でダウンです。

4番手、斎藤晶夫選手は、手前のややこしい岩越えで失敗。


この試合絶不調だった田中善弘選手は、入って最初のステア超えのあとバックしてしまい5点。


柴田暁選手は斎藤選手が失敗した岩に行く手前から後輪が倒れて、テープの外に出てしまいます。


小川毅士選手は斎藤選手、柴田選手が行けなかったややこしい岩を1点で抜けたのですが、最後のステアで落ちてしまいます。


もうここは不可能かと思い始めた頃、黒山選手がついに1点でアウトに成功。


ここまでのランキングでは黒山選手を抜いている野崎史高選手。

左側の岩に後輪が上がりきらず、テープの外側に落っこちてしまいました。

そしてここまでにすでに優勝を決めている小川友幸選手。
ここでも鬼神の走りを見せます。

最後まで足を出さず、ただ一人クリーンでアウトしたのでした。


今年の小川友幸選手の強さをさらに強調するような結果となったSSでした。

トライアル世界選手権 R5フランス大会

2014-07-28 08:43:45 | 日々の事
7月27日、1日制で開催されたフランス大会の結果です。今シーズン非常に元気なラガが大接戦を制しました。

優勝 アダム・ラガ 0+2+0=2 c34


2位 トニー・ボウ 1+1+0=2 c34


3位 ジェロニ・ファハルド 5+6+2=13 c31



ラガとボウはクリーン数も1点の数も以下すべて同点。
3ラップを、ボウが5時間8分59秒で回ったのに対しラガは5時間5分41秒。
この198秒の差で勝負が着きました。

4位 アルベルト・カベスタニー 8+16+10=34 c21
5位 ジョージ・カザレス 8+16+10=34 c21
6位 藤波貴久 14+11+14=39 c20
7位 アレクサンドル・フェレール 25+11+6=42 c24
8位 ポル・タレス 14+19+20=53 c17
9位 マテオ・グラッタローラ 40+14+11=65 c17
10位 ジェームス・ダビル 21+22+22=65 c17
11位 アレックス・ウイッグ 25+24+23=72 c11
12位 ロリス・グビアン 27+20+35=82 c12
13位 マイケル・ブラウン 32+36+30=98 c8
14位 ジャック・シェパード 34+42+26=102 c11
15位 エディ・カールソン 54+25+32=111 c9

この結果ここまでのランキングは
1位 ボウ 185
2位 ラガ 178
3位 カベスタニー 133
4位 ファハルド 126
5位 藤波貴久 123
6位 ダビル 97
7位 カザレス 89
8位 フェレール 76
9位 タレス 63
10位 グラッタローラ 46

残す試合は最終戦スペイン大会の2戦のみ。
うーん、ラガとボウの差は7ポイントなので、2戦連続優勝でもボウが大崩れしない限り逆転チャンピオンは無理ですねえ。
でも藤波は4位獲得の可能性を残しています。


トライアル世界選手権 ベルギー大会

2014-07-14 10:08:49 | 日々の事
世の中はワールドカップ決勝で盛り上がっていたらしい7月13日。
トライアルはベルギーで世界選手権が開催されました。

優勝 トニー・ボウ 25+13+21=59c19


2位 アダム・ラガ 22+24+19=65c18

ラガ、口ひげ生やしたんですね。一瞬ダビルかと思いました。

3位 アルベルト・カベスタニー 26+21+19=66c14



4位 藤波貴久 36+23+25=84c12
5位 ジェロニ・ファハルド 30+33+23+TP1=87c13
6位 ジェームス・ダビル 34+21+33=88c13
7位 アレクサンドル・フェレール 29+30+32=91c11
8位 マテオ・フラッタローラ 39+31+29=99c10
9位 女児・カザレス 36+32+37=105c7
10位 マイケル・ブラウン 38+40+37=116c9
11位 ジャック・シェパード 38+36+36=119c12
12位 アレックス・ウイッグ 36+41+44=121c4
13位 ポル・タレス 43+40+45=128c6
14位 マキシム・ワーゲン 46+37+37+TP13=133
15位 エディ・カールソン 52+52+44=148

今年はランキング争いが接戦となっている世界戦ですが、3連敗のあとの2連勝でボウがラガを4ポイントリードです。

1位 ボウ 128
2位 ラガ 124
3位 カベスタニー 96
4位 藤波貴久 91
5位 ファハルド 83
6位 ダビル 68

ベルギーは1日制でしたが、土曜日はウイメンズが開催されていました。
優勝 エマ・ブリストウ 0+6+11=17c25


2位 レベッカ・クック 8+17+16=41c18


3位 サンドラ・ゴメス 14+10+18=42c16




男子も女子もトップのメンバーは数年来変わりませんが、女子ではエマが頑張っているようでほかに大分差を着けていますね。
でも女子はラスボスのライア・サンツが、今年も最後にチャンピオンを持っていてしまうのかな。

男子はともかく、女子も新しい選手がなかなか出て来ませんねえ。
10年くらい前のベルギー女子デナシオンで見た、当時13歳だかのアイルランドの選手はやめちゃったみたいですね。
可愛くて上手い子だったのでもったいない。

さて今週末は久しぶりの全日本トライアルです。
同じくまだ若い選手がトップに出てきませんが、今季絶不調の黒山選手がどこまで盛り返すのか、ガッチと史君のタイトル争いは?つよポンの連続表彰台は?
さらに今年まだ満足行く走りができていないヨッシーが、昨年4位の北海道で切り返すか、善弘vs暁の毎回繰り返される接戦は?など、見どころいっぱい。
全部しっかり撮ってきます!