きまぐれ愛犬ラナのおうち

18歳と5日で虹の橋に旅立った初代ラナ、その後迎えた2代目ラナのブログです。

被災犬

2012-03-10 11:57:02 | ラナママのおうち
長文になります。

昨日『ひるおび』で、被災したペットのことをしていました。
夜は、自衛隊の方のTVで福島の様子が写っていました。

1年前のあの日…。人間だけでなく、動物たちも被災しました。
福島県では、家に帰ることさえ許されず、ペットをはじめ家畜も、そのままに…。
1年前、私は、次の日からペットに対する寄付や義援金が開始していないか、そして里親を探しました。(もちろん人や自治体の募金や義援金もしました。)
その頃姉ラナの介護の真っ只中。
でも、私に出来ること、それが里親かも知れないと思っていました。
ラナパパにも、被災犬を引き取りたいと、話をして、ラナパパも考えてくれました。
二人で、いっぱい相談しました、被災犬里親掲示板を見る日々。
そんな日々の中、姉ラナは旅立ち、次の子を被災犬からと、ラナパパと相談。
話し合い結果は断念…。
理由はいくつかありました。
一番の理由は飼い主が見つかったら返還する。この条件でした。
私はどうしても、情を深くいれすぎてしまいます。
飼い主さんが現れるまででも、そう思う反面、やはり情が入ると、離れたくない…悩んで悩んで出した結果が、被災犬の引き取り断念でした。
自分はなんて小さい人間なんだろう,ダメな人間なんだろうと、思いました。
行き場のない犬や猫がいるのに、引き取る一歩が踏み出せないそんな自分が悔しかった。
私に出来ること、募金をするくらい、それしか思いつきませんでした。
そんなとき、姉ラナの頃に見ていためりちゃんのブログに遊びに行きました。
めり姉さんは福島県に給餌の活動など、動物たちの為に動いていました。
めり姉さんのブログは、法改正のことや、今の現状、いろんな情報をのせてくださってるので、すごく勉強になりました。
そこに、めり姉さんが活動されてるチームぼんぼんさんが、給餌に行くのに、ペットフードを募集していました。
私にも役に立てるかもしれないと思い、少しですが送りました。
本当に少しだけしか送れませんでしたが、めり姉さんから御礼のメール、そしてリーダーの方からのお礼状が届いたとき、私でも被災した子たちの役に立てることが出来たと嬉しかった。

仮設住宅がペット可が増えれば、ペットを許可してくれていたら、飼い主と離れることなく一緒に暮らせるのに。
『ひるおび』の中で、おばあちゃんが仮設に移るために、預けたポチっこ、ポチっこは、おばあちゃんから離れなかった…ぽちっこが仮設住宅のおばあちゃんに会いに行ったとき、ぽちっこは本当に嬉しそうな顔をしていた。
おばあちゃんは自分の子供だと…。
シロちゃんは18歳、預けてから、飼い主さんの元へ帰ったのは…骨壷に入ったシロちゃんでした。
飼い主さんは骨壷を抱いて、ワンって吠えて…と。
姉ラナのときの私と重なり、事務所ということも忘れ、涙が出ました。
飼い主さんもきっと看取りたかったはず。
シロちゃんだって…ペット可なら、本当に思います。
昔と違って、今は番犬とかではなく、家族の存在。
そんな家族と暮らせるように、1日でも飼い主さんにも、動物たちにも笑顔が戻るように、そう願っています。
もちろん、動物が苦手な人もいる、アレルギーの人のもいる。
でもきっと禁止にしなくても、ペット可の仮設住宅は出来るはず。
ペット可のかせつ住宅の為の、署名活動にも参加しました。
maikさん、maikさんのご近所さん、さくらちゃんママ私の仲良しご近所さん、ばあばの職場の方などに、声をかけました。
私に出来ること、あの日から探しているのかもしれません。
『ひるおび』の取材にうつる動物たち、行動の出来ない自分に苛立ち、そして動物たちの瞳に、胸が痛かった…涙があふれた…。
ラナパパは、めり姉さんたちが、来週末にも、給餌に行ってくださるので、餌をきちんと送ったか?と私に確認してきたので、送ったよと伝えると、よかったと一言だけ言うて仕事に向かいました。

自分たちに出来ること、そこからはじめようと私もラナパパも思っています。

うまく伝えられないですが、ごめんなさい。








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3 コメント

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いつもありがとうございます♪ (めり姉)
2012-03-10 14:01:25
こんにちは!
明日で震災から1年。特番とか、多いですよね。

ぽちっこ、みなしごさんにボラ行ったときに会いましたよ!
人みしりなわんこで、かわいかった。子育ても頑張っていましたよ♪
でも、やっぱりおばあちゃんと一緒のほうがいいですよね。

一向に解決の兆しが見えてこないペットの問題ですが、
これからもわんこにゃんこの為に、できることをやっていきましょ!
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震災 (島村久留美)
2012-03-10 22:33:58
ラナママさん震災のことは誰が悪いとかなにができるとかとっても難しい問題ですよね、私は震災後すぐ宮城と湘南でしたかボランティアの方の呼び掛けでフードや水シーツや砂衣類や食糧など一月の間まだヤマトもいつ届けられるかわからない頃から支援物資や支援金を送りました、でも震災の影響はその場所だけでなく、全国的な不況や、影響が出て、自分は何をしているんだろうか?と疑問に思うようになり、まず自分の家の子達を一番に考えるようになりました、自分の子達がまず幸せに暮らすことができてそれから余力で、被災地の復興支援に東北の物を買っていくのがいいと思ってます、ラナママさんもやれるところから少しずつでいいのでやっていくのが一番いいと思います
震災の子も保健所で殺処分される子もみんなおんなじ命です!一つの事だけでなく回りで起きていることにも目を向けてくださいね、救える命はみんなおんなじはずです震災だけではないんです、悲しいですがこれが現実です(>_<)
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お返事 (ラナママ)
2012-03-12 11:21:40
めり姉さん、ぽちっこにあったんですか!?おばあちゃんに寄り添い寝ていたぽちっこの姿に、涙を止めることは出来ませんでした。
仮設住宅で飼えたら…ぽちっこだけでなく、飼い主さんも犬や猫の家族がそばにいて安心できるのにと思います。
はい!!出来ることやっていきましょう!!

島村久留美さん、本当に難しい問題ですよね。私も、私のペースでやっていこうと思っています。保健所の子達のことも大きな問題ですよね。

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