きまぐれ愛犬ラナのおうち

18歳と5日で虹の橋に旅立った初代ラナ、その後迎えた2代目ラナのブログです。

昨日の夢

2012-06-14 14:29:47 | 姉ラナ
昨日(今朝?)の夢。
久々に姉ラナが登場しました。


元気な頃と変わりなく、私の横に来てくれた姉ラナ。

そして、私の横に来て、ポテンと寝ころがって、寄り添っていました。


何故かそれがすごく心地よくて、安心できて、姉ラナを何も言わず撫で続けるという夢。

姉ラナ…久々に姉ラナに触れた気がして嬉しかった。


今のラナ、姉ラナの同じように、パパとママの間に入って冷戦を見守ってるよ(笑)
やっぱりラナは、姉ラナにそっくりです
姉ラナも私とラナパパの冷戦が続くと、吐いたりしてたよね。
今のラナも同じ…。
二人に同じ思いをさせてるのかと思うと、胸が苦しくなりました

きっと仲直りしてねって夢で言いたかったのかな…。
仲直りしないと、姉ラナにも、ラナにもにらまれるかな(笑)

このにらみ写真、私のお気に入り(笑)
ラナもたまーにこの顔するんです。
睨んでくる二人の娘…おもしろい

頭を隠して♪

2012-03-15 11:10:53 | 姉ラナ
久々に姉ラナです。


姉ラナは、顔を隠して寝ることが多かった(笑)
仕事から帰ると…

こんな風に、顔をクッションに隠して寝ていました



私の携帯が、コップにあたり音が出た瞬間

驚いてきょとんとした顔でお目覚めです(笑)

姉ラナ、顔隠し寝姿一挙公開





お風呂に入れたときは、姉ラナの姿がなく、ラナパパと、名前を呼んで探すもいなくて、外にも出てないし何で?!と思っていたら、ソファーの座る部分のクッションに入り込み、隠れていました(笑)

そして布団にもぐるのも好きだった姉ラナ。
頭隠して、尻隠さず


あるときはお手てだけがこんにちは


布団の中は

自分で器用に、いつも布団にもぐりこんでいた姉ラナです。

帰るたびに、今日はどんな寝方をしているか、楽しみ帰りました

姉ラナ今思い出しても、にやけるくらい可愛かったよ

この写真みたいに、手もよくクロスしてたな(笑)

月命日、感謝の気持ち

2012-03-04 09:26:28 | 姉ラナ
今日は姉ラナの月命日。10ヶ月‥。まだ10ヶ月しかたってないんやな。
姉ラナの月命日、姉ラナの旅立った時間が近くなると、いまだに胸が苦しくなってしまう私‥。

姉ラナが旅立ってから、私は、人と人とのつながり、そして、人への感謝の気持ちが強くなりました。
亡くなったとき、すぐ電話をくれた友達。
メールをくれた友達、今日はいけないけど、大丈夫か?と皆が声をかけてくれました。
maikさんは、夕方、お花とお供えを持って、姉ラナに会いに来てくれました。
火葬の日も、秀くんと姉ラナの見送りをしてくれました。
maikさんのブログで、姉ラナと私たち夫婦にコメントをくれていた、そのコメントを見て、夫婦で嬉しかった。
泣きながら姉ラナに、コメントを、伝えました。
姉ラナの為に集まってくれた友達、亡くなった日、深夜まで付き合ってくれた、友達。
泣きながら、姉ラナのことを話す私に、嫌な顔ひとつせず、深夜までいてくれました。
いけないけど、姉ラナのこと忘れないからとメールをくれた友達。
さくらちゃんママも心配してメールをくれました。
お家にお邪魔して、姉ラナの最後を話すとき、さくらちゃんママも、さくらちゃんパパも話を聞いてくれて、誤診かもしれないと言うことを、まるで自分たちのことのように、一緒に怒ってくれた。
落ち込み、家にお邪魔した私が、力いっぱい抱きしめたのに、嫌がることなく寄り添ってくれたさくらちゃん。
泣き崩れる私を、抱きしめて、泣いたらあかんと言った6歳の姪っ子。
普段、あまり我が家に来ない姉夫婦も次の日来てた。
私の誕生日に、兄嫁さんが贈ってくれた毛布、この毛布が姉ラナが大好きで、姉ラナにかけてあげたくて、兄嫁に姉ラナに持たせてあげていいか聞いたら、こころよく、いいよと言ってくれた。
姉の旦那さんが気晴らしにと、外に連れ出してくれました。
ばあばの職場の人に、犬や猫を保護されてる方がいて、ばあばが姉ラナのことを話したとき、姉ラナちゃんに何か買ってあげてくださいと、ばあばに手紙とお金を渡してくれた方がいました。何度かその方と手紙の交換をしました。
姉ラナが亡くなったことを、ばあばが伝えると、涙を流してどうして?とばあばに言ったそうです。
そして私にお手紙をくださいました。
姉ラナちゃんを偲んでとメッセージつきのお花を贈ってくださった、かかりつけの病院の先生。
お向かいの奥さんが、姉ラナちゃん元気?と聞いてくださり、亡くなりましたと伝えると、元気やったのにとびっくりしていました。
ご近所の仲良しさんは、姉ラナちゃんにお線香をあげたいとたずねてきてくれました。
姉ラナは私の思うより、みんなに思われていたんだと、ほんとに嬉しく感謝の気持ちでいっぱいでした。

ラナパパと二人、周りから見たら、たかが犬、でも、犬やけど、姉ラナの為にここまでしてくれた、この気持ちを忘れずに、皆に感謝の気持ちを忘れたらあかんね。と話しました。
私が、今こうしているのも、あの日あの時、そして、その後もみんなに支えてもらったから、ほんまにそう思います。
きっと私たち夫婦だけでは、愛娘姉ラナの死を乗り越えることはできませんでした。
今もみんなに支えられてます。
我が家で飲み会をするとき、いつのまにか、私の友達の横にいた姉ラナ、姉ラナは仲間やでと言うてくれた友達。嬉しくて何回泣いたか。
犬嫌いの友達も、姉ラナで克服できた。
姉ラナはわざとなのか、犬嫌いの友達に近づくことが多かった(笑)
この10ヶ月、人の温もりがこんなに力をくれるんだと、教えてもらいました。
本当にありがとう。何回言うてもたりひんぐらい、ありがとう、この言葉しかありません。
みんなと出会えてよかった、姉ラナがいてくれてよかった。
本当に本当にありがとう。
これから先も、二代目ラナ共々宜しくお願い致します。
姉ラナという犬がいたこと、少しでも覚えていてくれたら嬉しいです。


姉ラナ、散歩中、おばあちゃん二人に、『この子若いね』って言われて、もう17歳です。って言うたら、おばあちゃんびっくりして、姉ラナを撫でながら、『偉いな、偉いで、頑張れ、頑張って生きるんやで』って声かけてくれて、最後、姉ラナに手合わせて、良い生き様みせてもらった、私も頑張るさかいに、ありがとうって言われたね。
よちよちでも、必死に歩く姉ラナに、頑張れ!気をつけて散歩するんやでって、声をかけてくれたり、本当に姉ラナは、いろんな人に声をかけてもらったね。
姉ラナ、姉ラナはみんなに大切にされたね、可愛がってもらったね。
嬉しいね。本当に嬉しいね。
姉ラナ、ママが落ち込んでするのは、みんな想像できたけど、みんなの想像を超えるくらい、パパは落ち込んでたんやで。
集まってくれた友達が、ラナママの落ち込みは想像できたけど、ラナパパの落ち込み具合にびっくりしたと言っていました(笑)
それくらい、私もラナパパも、あなたを失ったこと、本当にショックやったんやで。そして苦しませてしまったこと…。
姉ラナがいたから、ママもパパも笑って毎日過ごせたよ。
本当に姉ラナは、我が家の太陽でした。
夫婦喧嘩をしたら、姉ラナは一番気を使ってくれて、ママの顔、パパの顔を覗いて、目をウルウルさせてたね。
姉ラナと過ごした18年と5日の日々、楽しかったよ。幸せやったよ。ありがとう。私のところに生まれてくれてありがとう。
姉ラナはいつまでも、私たち夫婦の自慢の愛娘です。

いろんな人が、姉ラナを可愛がってくれた、本当に感謝です。
姉ラナもみんなに感謝するんやで♪




犬の介護を通して

2012-01-21 10:32:32 | 姉ラナ
長文です、すいません。
姉ラナは、2度の発作をおこしても、生きてくれました。
でも、一度目の発作から、1年たったころ、痴呆の症状があらわれました。
まっすぐにしか進めない、狭い場所へと入っていく、出れなくて鳴く、同じ場所をくるくる回る、食欲がびっくりするほど増える、深夜の俳諧…。
痴呆の事実を受け止めれませんでした。
あんな元気だった姉ラナが…。
病院の先生に相談しました。
今はまだ、睡眠薬などは使わず、できるだけ自然にしてあげたほうがいい、深夜俳諧がつらかったら、サークルを作って歩かすと、同じとこを回るから、疲れて眠る、ラナママさん、姉ラナちゃんは、まだ鳴くことをしないからましですよ、鳴く子は深夜にずっと鳴いてしまいます。
と言われました。
足腰が弱っても、歩くことをやめなかった姉ラナ。
壁にもたれ、壁にそって、トイレを目指しますが、間に合わないことが、増えました。
寝れない日々、粗相の掃除、正直私が疲れ果て、姉ラナにも、家族にも辛く当たってしまった…今ではそのことが後悔の一部です。
眠る姉ラナに泣きながら、ごめんなさいと謝罪、そしてまた寝れない日々。
ラナパパも、私のサポートをできる限りしてくれました。
姉ラナは抱っこが嫌いでしたが、痴呆になってからは、抱っこが大好き。
7キロくらいしかなかった姉ラナは、軽く、抱けることが嬉しかった私は、姉ラナを抱っこするのが楽しみでした。
深夜の俳諧で、予想もできない狭さの所に入り込み、出れなくて鳴く、そんなことも、度々ありました。
隙間を無くす為、家具の間、隙間をすべて物で封鎖しました。
狭い場所に入る姉ラナは、帰るとコタツから抜けることができずそのまま寝てたりもしました。

いつも、この、こたつむり姉ラナを見て、旦那と姉ラナ~ただいま、というのが冬の日課です。
ソファーと同じくらい、布団が大好きな姉ラナ、一生懸命歩いて、布団につまずき、そのまま寝てしますこともしばしばありました。
ふかふかの布団が大好きで、羽毛布団を持ってくるとテンション上がって我先に寝るのが姉ラナです。

正直介護は大変でした。
怒ったことのほうが多かった。
でも今は、怒ったことに対して後悔しかありません。
毎日怒っていたわけではありませんが
私はあるとき自分の間違いに気づきました。
ある時、寝てる姉ラナを撫でながら、考えました。
私が怒っていたこと、自分が寝れない、粗相をしたら家が汚れる、臭いが気になる。
そして気づいたこと、私の考え方が間違っていたと気づきました。
寝れるときに寝たらいい、粗相をして家が汚れるって、家はだんだん古くなり汚れてはくるり、今までもきちんと掃除して拭いてたんやし、臭いは換気をして、しっかり臭いのもとを拭けばいい。
そうすると、今までの自分があほらしくなり、かなり気持ちが楽になりました。
ラナパパにも話すと、そうやで何をカリカリ怒ってるんやろおもてたけど、やっと気づいたなと言われました。
ラナパパの協力もあり、寝たいときに寝る私の代わりに、お風呂掃除、食器洗いなど、自分から進んでしてくれました。
姉ラナのおかげで少し旦那を見直した私です(笑)
姉ラナがいてくれたから、私たち夫婦は、笑いの絶えない家やったなと思います。
必死で歩いて私の横でポッテと転ぶ姉ラナ、抱くと幸せそうに目を閉じて寝てくれた姉ラナ、すべてが可愛かった親ばか全開(笑)
オムツをはかしてからは、姉ラナも活発になりました。
オムツ姿がまた可愛かった
今思うと、介護していた時が、一番長く姉ラナと向き合ったときかもしれません。
姉ラナは命の誕生から、老いゆく日々を私に教えてくれました。
老いてから、本当に大変、その一言でした。
けど、私以上に、姉ラナの方が辛かったと思います。
思うように動かない体、私に伝わらない思い。
でも、姉ラナは懸命に生きました。
元気だけではない、いつか、必ず老いは来る。
そして、その老いが来たとき、きちんと向き合えること、それが犬や猫、動物を飼う前提だという、当たり前のことを、姉ラナに教えてもらいました。
後悔のない最後はないかも知れんけど、後悔が1つでも少なくなるように、そう教えてくれました。
痴呆になったから、安楽死してくださいと病院に連れてくる飼い主、老犬になったからと保健所に持ち込む飼い主がいるそうです。
確かに私も、姉ラナの介護は大変でした。
でもそれ以上に、気づいたこと、感じたこと、姉ラナの存在に癒されたこと、痴呆になっても姉ラナは姉ラナ、いつも私たち夫婦の中心にいて、かわいい愛娘だったこと、そして命の大切さを教わりました。
姉ラナがいてくれたから、もっと犬のことを知ろうと思ったし、介護と言う先の見えない毎日の中で、日々発見でした。
姉ラナは私たち夫婦の一番自慢の愛娘、誇りの愛娘です
姉ラナに出会えたから、動物でも命を大切にしなければいけない、責任を持たなければいけないと、改めて思えた。

ラナにも、ラナのねえねはな、とよく話します。
姉ラナのように、賢くて、落ち着いてて、優しい子に育ってほしいと思い、姉ラナの名前を引き継がせたラナは、正反対
でも姉ラナと同じ私たちのかわいいかわいい愛娘です。




姉ラナ倒れる

2012-01-18 16:57:18 | 姉ラナ
姉ラナが倒れたのは、2008年10月13日夜でした。
その日、私たち夫婦は、私の姉がご飯をおごってくれるので、出かけていました。
そのとき、ばあばから電話があったのです。『姉ラナが倒れてもうあかんで‥』と‥。
その電話を聞いた私はここからどうやって家まで帰ったかあまり記憶はありません。
ただ泣き叫び、取り乱しながら車を運転していたそうです。
家に着くと、姉ラナはリビングに寝かされていました。
私の姿を見ると、懸命に立とうとする姉ラナ。
冷たい姉ラナの体、よだれを流し目は見開き、それでも懸命に立って私の元へこようとする姉ラナ。
私は泣き叫ぶことしか出来ず、旦那に怒鳴られて、冷静になった私。
冷たい姉ラナを抱き、旦那の家族が運転する車で病院まで急ぎました。
かかりつけ医の先生は時間外でお休みの日に、連れて来て下さいと、言ってくれました。
車の中で小さくなる息、冷たくなる姉ラナの体を抱きしめ、泣き叫びながら、『まだ逝ったらあかん!!約束したやろ、20歳まで生きるって!逝ったらあかんで!姉ラナ!あんたが逝ったらママはどうやって生きていくの!!』その言葉を繰り返し、『私の寿命を姉ラナにあげてください』そればかり祈りました。
病院に行くまでにほぼ息をしない姉ラナ、泣き叫ぶ私、病院に到着し、先生はすぐに治療に入りました。
姉ラナは‥助かりました。
診断は心不全の発作、もう少し遅れていたら危なかったそうです。
助かってほっとしてまた泣き崩れる私に、先生が『姉ラナちゃん強い子です。本当に良かった。』といってくれました。
この日から、姉ラナは、発作に備えた、ニトロを渡されました。
毎日の心臓の薬はこれまでどおり。
頑張ってくれた姉ラナは、帰りの車で私の腕で爆睡。
冷たかった体は、温かくなっていくのがわかりました。
その温もりが、本当にほっとしました。
家に帰るとばあばも良かったと泣いていました。
ばあばの話では、突然大きな音がしたので、下に行くと姉ラナが倒れていたそうです。
ばあばに『今回は本間によかった、でもラナママ、そんなんでどないするんや!姉ラナは今回助かったけど15歳やしもう何があってもおかしくないんやで、もしもの時に、もっと強くならな!どないするんや!』と怒られた私。
でも私は『姉ラナが逝く時は私も一緒に逝く』と言ってばあばに余計に怒られました。
ここからきちんと歩いて、老犬と思われないくらい元気だった姉ラナは一気に弱りました。
ラナパパがこのことやったんやな~、と言い出したので、何が?と聞くと。
ラナパパはその日言いようのない不安があったそうです。そして、出かけたらあかんという気持ちと、いやな予感ばかりしていたそうです。
ラナパパは少しだけ見えてはいけないものが見える人です。
これを聞いた私は、そんなんもっと早く言うてよ!と怒鳴りました。
その間も姉ラナは、私の傍らですやすや寝てました。
その日私は、姉ラナが生きているかどうか不安で、眠れず、30分おきに姉ラナの胸に耳をあてて、確認していました。