合成防腐剤が、なぜ一般的な化粧品には「あたりまえ」のように配合されているかと言えば、「安価」で「簡単に防腐できるから」です。
しかし、肌や身体への影響を考えると、合成防腐剤を使うことは望ましくありません。
合成成分の危険性に気づいた今だからこそ、安心・安全を第一に考えて作られている化粧品を選びたいですね。
合成の防腐剤の例
パラベン「メチルパラベン、プロピルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン」などの種類がありますが、石油原料から作られた合成成分であり、旧厚生省が定めた「102の表示指定成分」にも入っており、肌へのアレルギー性が認められています。
フェニキシエタノールはこれもまた石油原料の合成成分ですが、「102の表示指定成分」には入っていなかったため「無添加化粧品」ではよく使われる合成防腐剤です。フェニキシエタノールもまたパラベンと同じく環境ホルモンになると言われています。
そのほか代表的なものに、サリチル酸、安息香酸、ソルビン酸、ベンジルアルコールなどがあり、アレルギー性があるとする「102の表示指定成分」にも入っています。
<天然の防腐の例>
ヒノキチオール、ローズマリーエキス、ティトリー油、セージ油、銀、エタノール(穀物などを発酵醸造したもの)、クマザサエキスなど
現在は技術の進化により、合成防腐剤を使わずにきちんと防腐することも可能になりました。
合成防腐剤を使わない化粧品は、防腐・抗菌効果の高いハーブを配合したり、場合によっては低温殺菌して有害な菌を死滅させたりするなどしています。
ちなみに、ローズマリーなどの防腐・抗菌効果の高いハーブは抗酸化効果が高いので、エイジングケアにも効果を発揮するという、一石二鳥のすぐれものでもあるんですよ。
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