ブログ・オブ・タナザキ

空想地図 多奈崎市を作っている人らのブログです

雑記② - ラジオの話

2020-07-01 00:03:17 | 日記
興味の移ろいがすごいので、シリーズ物の記事(旅行とか街歩きとか)を描いてる最中にも興味が移ろってしまうことをお許しくださいまし・・・

2020年6月30日。日本から2つのラジオ局が姿を消します。
名古屋の「Radio NEO」、そして新潟の「FM PORT」。


「空想地図マニア」を普段名乗っておりますが、実はラジオも好きでして・・
本日で閉局する電波を聴きながら「ラジオ」に思いを馳せてみようかと思います

突然ですが、小さい子供って、「夜」が怖いじゃないですか(当然)
私もいたいけな子供の頃は一般的な子供(??)でしたので、夜、無音の部屋で寝るのが怖かったのか(それが/それだけが理由かどうかは今となっては定かではないけど)、親に貰ったラジオを枕元に置いて就寝することをもっぱらの習慣としていました。
小学生ぐらいの頃、寝る前と起きる時はずっとラジオを聴いていた気がします。

テレビもまだまだアナログが現役、radikoアプリなど影も形もなかった頃の話。テレビより幾分も小さい箱のダイヤルを捻っては、砂嵐の中から聞こえる声を探して、それに耳を傾ける。
インターネットを知るまで、私にとってはラジオが世界へ通じる扉でした。

小ラジオを聴き始めてからは、しばらく地元のラジオ局を聴いていました。
東京には5つの民放ラジオ局があって、(まあFM的な"オシャレ"もAM的な"トーク"もまだわからぬ子供ながら)いろいろと聴いていた覚えがあります

で、私が聴いていた時間、寝る前、すなわちだいたい夜間。
実はAMラジオって、夜中だとあり得ないぐらい遠くの局の放送が聞こえたりします。 私の住んでいた首都圏から、札幌や福岡のAMラジオ局が余裕で聴こえるほど! 
今夜はどの局を聴こうか、考えながらダイヤルを回していると、ノイズや海外の(遠距離に電波が飛ぶので隣国の放送とかも聴こえる・・)電波に混じって聴こえる、日本各地の放送に耳を傾ける楽しみができました。

旅行記事ばっかり書いていることからもわかる(?)通り、国内旅行がとにかく好きな私ですが、そういった「日本全国への興味」みたいなものの源泉は、もちろん地図や地理が好き、という理由もありつつ、子供の頃にAMラジオ越しに経験した"遠距離の人の声を聞く"といった体験も、ひょっとすると結構な理由になってるのかもしれません・・。

〜〜〜〜〜

このたび閉局する「FM PORT」と「Radio NEO」。
いずれも放送事業の採算の都合との報道があります。

テレビの台頭やインターネットの普及、ラジオ業界の構造不況は以前から言われています・・

今回の2局のような、コミュニティ局(市町村単位)ではない"大規模な"ラジオ局の閉局、
初めてのことではありませんが、それでも2010年の「Radio i」以来のことで、やはりラジオっ子の私として、閉局の知らせを目にしたときは衝撃を受けました。

しかし、幼い日の記憶とか、思い出とか、そういうノスタルジーだけでは飯は食えない、それもまた事実であり

あまりまとまらない内に0時を迎え、閉局になってしまいましたが−
FM PORTは19年間、Radio NEOは6年間、お疲れさまでした・・!


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