彼氏がいるにも関わらず金の亡者に仕立てた理由の一つは…
タイムリミットです。
大学3年生になると授業のコマ数が増え、平日のアルバイトはもちろんのこと、土日も授業のレポートなどで忙しくおそらくアルバイトができません。
そのため私は大学1年と2年の間に、何としても稼ぎたかったのです。
大学1年のときは塾講師、試験監督、受付バイトなどその他色々なアルバイトをしてきました。
しかし、塾では案件が少なかったり、受付では時給が安かったりしてだんだんと不満が溜まっていきました。
そしてその不満が爆発し、ついにチャットレディへの道が開かれました。
しかし、いざチャットレディになってみると、なぜそんなにお金が欲しいのか分からなくなってきました。
彼氏にそれとなく、あの高い美容商品が欲しいからバイトを死ぬ気で頑張っているのだと伝えると、
今のままで十分綺麗なのだから何かを犠牲にしたりしないで毎日を楽しんでよ…
と少し辛そうな声で言われました。
そのためもう美容商品はいらない!と思いました。
また、そのときは既にチャットレディをやめるという選択肢は残念ながらなかったので、
シフトを減らそうと思いました。
しかし、いざシフト表を見てみると、減らしたくないと思ってしまいました。
美容商品もエステも何も欲しくないのに、なぜ金にこだわる。
いや、実は金ではなかったのです。
とことんできるところまで頑張りたい、自分の実力が知りたい、という自分の性格がチャットレディから私を引き離さないのです…。