2021,10,15
一昨日のドックラン付きキャンプサイトに泊まり、
帰ろうかと思っていたら、
友人よりラインが入り、
朝、冷えているなら朝温泉ということで
甲子温泉(こうしおんせん)
旅館大黒屋を教えてもらった。
ナビ設定で那須岳の脇道で、
一山二山越えると
国道289号線に出た。
これをまっすぐ南会津のほうへ向かい、左に数百メートル下ったところに
甲子温泉がある。
車のナビをよく見てなかったのか
通りすぎて
道の駅しもごうまで行ってしまった。
案内を見ると
大内宿(おおうちじゅく)が、ここから22㎞。
行くしかない。
ここは、たかちゃんと15年前頃行ったところ。
また行こうねと言っていた、、
その手前の
塔のへつりにも寄り
また大内宿を目指して
国の文化財になっているが、
ここは普通に所有者が生活して、お店を出している。
15年前より、
特色のあるおみせや
休憩するお店も増えたようだ。
でも、15年前と同じ風景。
突き当たりまで行くと、
みんなこの階段を登るので、
私とワンコも
こんなところがあったんだと思いながら。
ここは、撮影スポットということで
早めのお昼に
ここの縁側で
ねぎをお箸にして、
ねぎをかじりながら
これが名物。
ねぎは食べても2センチがいいところ。
この道はたかちゃんと一緒に歩いた道。
たかちゃんとそばを食べたのかは
覚えてない。
15年の歳月は、
記憶を薄れさせる。
そばは新そばで、なかなか美味しく、
食べながら、向かいのおばあさんが気になり
これは、おばあさんが
取ってきた、つるうめもとき
というもので
山で取ってきて
葉っぱをとって、つるに実を配置したもの。
年を聞いたら90才。
まだまだ足腰が丈夫とのこと。
趣味と実益を兼ねて、健康で何より。
最近、
山に行って
熊に出くわしたことを
話してくれた。
私「それで、どうしたのですか」
おばあさん「逃げたら追いかけられるから、
じっと熊の目を見て睨んでやったら、
向こうから逃げてってくれて命拾いしたよ。」
その辺中に、
熊出没しましたという、
黄色い看板をいくつも見かけた。
おばあさんから
まだ暖かい朝つきたての豆餅500円と
つるうめもとき300円を
買って満足満足。
写真を撮っていいですかと許可をもらい、
「こんな年寄り、撮ってどうする?」
と照れ笑いしながら。
帰りの車の中で、柔らかいから一つおやつに。
玄関に飾る
最後に
甲子温泉(こうしおんせん)
旅館大黒屋へ
700円、日帰り温泉は15時まで
とても清潔で、大きくもなく小さくもなく、
高級感あり。
露天風呂は川の音を聞きながら、
紅葉はまだでしたが、解放感あり、
とってもよいお風呂でした。
泊まってみたい旅館。
なぜだか、
たかちゃんと行ったところは
今、再び一人で訪ねたいと
思ってしまう。
一時期は、行かれなかったけれど。
以前たかちゃんと
一緒に行ったところを訪ねることは
泣きたいくらいの悲しさはない。
物寂しいというのか、、
残念なだけ、とっても残念なだけ。
死別の理想的な過程の一つに
思い出の場所をたどる、
というのがNHKであったけれど、
どういうこと?
亡くなって月日が浅かったら、
悲しくて泣いていただろう。
でも、7年が過ぎたら
懐かしいのと、とてもとても残念な気持ち。
一人であることを確認して
死別の死を受け入れるってことなのですか?
と聞きたい。
もう7年も経って、
思い出も薄れてきたけれど、
本当に、死別の理想的過程の一つなんだろうか?
私にはわからない。
というより、
反抗的な気持ちになる。
本当に、これをして
死別の理想的な過程になるのですか?
私は、この過程を実践しているわけではなく、
ただ、行きたいから行くわけで。
こんなことを言ってること事態、
私は、
死別の理想的な過程をたどってないと思う。
女心と秋の空
一昨日は幸せを感じ、
昨日は、何かにつっかかり怒りを感じ、
よく、
怒り狂ってる老人がいるが、
そうはなりたくない。
穏やかに淡々と生きたいと思っている。
写真は
道の駅しもごうの駐車場
2021,10,13から2021,10,15までの走行距離
486㎞
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