音楽演奏はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
指揮はもちろん、サイモン・ラケル。
これだけでも観る価値あるかなと、重い腰を持ち上げました。
タイトルどおり、連続殺人のお話です。
監督は「ラン・ローラ・ラン」の監督、トム・ティクヴァ。
飽きさせません。
主人公に係わる人は皆、死んでしまうのですね。
グルヌイユは天才的な嗅覚の持ち主。
不快なにおい、いいにおいの区別なし。貪欲にいろいろな物のにおいを嗅ぎまくる。
死んだドブネズミのにおいを嗅ぎ、その体の奥で腐って発酵した内臓の臭いを嗅ぎ、うごめく蛆虫の存在を確認する。
タンパク質が腐ると、とても臭いのにどーして嗅げるんだー!と心の中で叫ぶ私。
バルディーニ(調香師/ダスティン・ホフマン)、グルヌイユのおかげで商売繁盛なんだから彼にもっと上質なお洋服を着させてあげて、と思う。
ローラがグラースから脱出すると、彼女の香りを手(鼻?)がかりに追いかけるグルヌイユ。まるで優秀な警察犬みたい。
ローラの瞳の色と赤毛、ブルーのドレスのコントラストが綺麗でした。
ローラ役のレイチェル・ハード=ウッドが15歳(撮影時)っていうのがびっくり。大人っぽいわ~
(ボケてますが)「あかね空」のチラシがありました。
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