ノ貫つれづれ日記

日常のいろいろを…。

Marie Antoinette。その2

2007年02月09日 | 本&映画

早く行かないと終わってしまうーと思い本日観てきました。
字幕にならない挨拶などはフランス語でしたが、メインの会話はなぜか英語でした。
冒頭のROCK(?)な曲は「永遠のマリア・カラス」のオープニングのよう。
「教科書に出てくるマリー・アントワネットを撮る意味はない」とパンフに書いてありましたが、「ベルばら」のマリー・アントワネットのように思いました。
マリア・テレジアからの「王位継承者を生んでこそフランス王妃として認められる。早く妊娠しなさい。」攻撃は辛そうでしたよ。マリア・テレジアの言い分もわかるけどマリー本人が悪いワケじゃないのに…。「私は人間製造機じゃありません!」と言える立場や時代じゃないし、国を背負うって大変。
それから
、人前で子供を生むのはいただけないけど、本当に本人が生みましたっていう証拠なんでしょうね。
マリーの精神の成長過程で「母親としての自覚」はうまくえがかれていたと思うけど「王妃としての自覚」はいまひとつパンチが足らない感じ。精神の変化とともに衣装(服装)や生活も派手→ナチュラルに変化。わかりやすい。
「ヴェルサイユ宮殿での生活は不自由でプライバシーがない」とパンフに書かれていたけど、ドレスや靴を選び放題、宝石買い放題、お菓子食べ放題、浮気もしちゃうぞーって結構自由だと思うけど。
それにしても某夫人にも負けないくらいの靴や選び放題のドレスや宝石、うらやましー。
よかったのは衣装やお菓子の色使い。派手+派手や保護色使いでも色のぶつかり合いがなく、きれいにまとまっていました。
「『フィガロの結婚』っていうオペラ面白いのよ。召使が(貴族の)家を乗っ取るの。」まさしく庶民にヴェルサイユ宮殿を乗っ取られましたね。


次に観たい映画は「THE QUEEN」と「魔笛」。
「THE QUEEN」は10年前にダイアナ元妃が亡くなったときのイギリス王室(と言うかエリザベス女王)のストーリー。
予告編の美しいダイアナ元妃を見ると涙がでてきます。
「魔笛」は公式サイトに「モーツァルト最高傑作オペラが完全映画化!!」とコピーがあります。
一瞬、「オペラ座の怪人」とダブってミュージカル映画かと思っちゃいました。
「DREAM GIRLS」も面白そうですね。



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