夢があった
たくさんの夢が
希望に満ちあふれ
いつか叶うと信じ
追い続けた
未来が輝き
光ある道が
はるか彼方を照らしていた
夢を信じ
走り続けた
ある日
夢が破れた
必死で追いかけた道は
ふさがった
見回すとひとりだった
暗闇で泣いた
進むことも
戻ることもできず
ひとりで泣いた
なぜ泣くのか分からなかった
気がつくと
かすかに光が見えた
輝かしい道ではなかった
暗く曲がりくねった細い道
その先は見えなかった
立ち上がり
その道を見据えた
遥か彼方を
永遠にひとりかもしれない
道が途絶えるかもしれない
だが、
行こう
進もう
これが
私の行く道