remusuimin 徒然草

つれづれなるままに
心にうかんだもの
頭にひらめいたもの
見たもの
聞いたもの
読んだもの

坊ちゃん坊主

2013年02月05日 | ひとこま漫画
      

1日夜に叔父が亡くなりました。
3日通夜式、4日告別式との連絡が叔母からありましたので東京へ行ってきました。
東京郊外のセレモニーホールでの告別式でのことです。
式次第に従ってシュクシュクと葬儀は進行
「尊師入場です、合掌してお迎えください」とのアナウンスに従い参列者は一斉に合掌しました。
尊師といわれたので麻原彰晃のような黒ひげをたくわえた重々しい人物が入場するのかと思ったら、40代そこそこの若いお坊さん。
尊師は祭壇に一礼し、大音声で経を唱え始めます。
鐘を叩く、木魚を叩くとピアニッシモ、とクレッシェンドをつけながらたんたんと読経がおわり参列者の焼香も終了しました
読経終了後に尊師は参列者の方を向いてお説話を始められました。
「わたくしは故人とご懇意にさせていただいている者ですがひと言申し上げます」とのことで
尊師のお使えするお寺が浄土宗であり、浄土宗開祖の法然上人がいかに偉大なお方であったか、阿弥陀さまの本願をわたしたちは皆様におつたえし皆様も阿弥陀さまに手を合わせることで極楽浄土へまいられるのでぜひそのように毎日のお心がけをおねがいしたい、とのありがた~いご説話でした。
その後柩は焼かれるために僕たちはマイクロバスにのせられて斎場に向かいました。尊師も当然同行しているはずです。
斎場に到着してマイクロバスを降りるとすぐ隣の駐車スペースに尊師がクルマから降りてこられました。
なんと、おクルマはベンツでした。
何気なくフロントグラスをみてビックリ!
かわユ~イ熊さんのぬいぐるみがダッシュボードの上のバックミラーに引っ掛けられて揺れているのでした。
あのアリガタ~いご説話がこれを見た瞬間にバブルのように雲散霧消いたしました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿