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カルマのお話し

2022-07-17 09:21:32 | Weblog
カルマとは何か。

仏典などの日本語での解釈では業と呼ばれています。

サンスクリット語では「行為」、または行為の結果として蓄積される「宿命」。

何をして生きたか。それが未来や子孫に影響を及ぼすということです。

カルマは「過去(世)での行為は、良い行為にせよ、悪い行為にせよ、いずれ必ず自分に返ってくる。」という因果応報の法則。

それは本当に存在します。


及川は不思議なご縁で、ほぼ上級国民しか通わない特殊な大学に通い、特殊な教員たちと出会います。

一人は親が非常に有名な占い師の教員でした。親から学んで占いもできるようになっていた方でした。
その方に言われたのは、お前は7代前まで先祖の罪を遡って調べなさいというものでした。

先祖が何をして生きてきたのか調べるのは非常に簡単でした。祖父がいっぱいお話ししてくれたからです。


祖父は亡くなる直前まで非常に悔いていた事がありました。

祖父は非常に多くの人助けをして、人を更生させて生きてきましたが、ある短い一時期に貸金業を営んでおりました。

ベニスの商人に出てくる金貸し屋みたいなものでした。結構きっちり取り立てていたそうです。

祖父からお金を借りた人のうち、数人の方が借金が返済できなくて、一家心中してしまっていたのです。


一家心中が数件。犠牲者が10人以上になります。

本来、貸金業はお金を貸して人を活かす業です。
人を死なせてしまうのは絶対にやってはいけないことでした。


一家心中の直前に祖父にお金を返しに来た男性の顔が目に浮かぶ、どうか許してくれ許してくれ。祖父は亡くなる一ヶ月前に懺悔するように言っていました。


祖父は一家心中が続いたあとすぐに貸金業をやめて、社会を明るくするには教育しかないとそちらに舵を切ります。

社会に奉仕する活動をし、人助けをしまくって寄付もし、勲章もいくつも手にしました。

毎日駅までの道を掃除していました。


しかし過去の行いはカルマとなって子孫に受け継がれます。

母とその子孫である私が、そのカルマを一身に受けたということです。


罪業というのは行動によってのみ解消します。

ボランティアなど社会奉仕活動。寄付。困っている人が成り立つように助ける。
人を笑わせたり喜ばせる。


一日一善という言葉がありますが、善行を積み上げて、先祖のカルマや自分の行動から来るペナルティを打ち消すことができます。

善行はポイント制です。