11年前の今日。東日本大震災が起きた時は、東京も激しく揺れました。
おばあちゃんの家に往診にいっていた私は、歩けないおばあちゃんの上に覆い被さっておばあちゃんの上に物が落ちるのを防ぐことに必死でした。
地震がおさまりテレビをつけて状況を確認していると、津波が東北を襲う映像が出てきました。畑、自動車、民家がどんどん濁った茶色い波に飲み込まれていきます。
おばあちゃんと二人で、あああああと叫んでいました。
皆高台に逃げて…と祈ることしかできませんでした。
おばあちゃんの家族が帰ってきてから、私は四時間歩いて帰宅しました。
新聞に亡くなった方々の名簿が出て、一人一人の魂が成仏してくださるようにとお祈りしました。10日くらいかけて…自己満足ですけどね。
沿岸部の方は、地震が起きたら即高台に逃げるのを徹底してほしいです。
内陸の方も、最近は地震の後に豪雨が発生するケースが多いので土砂災害警戒区域の方は安全な避難所に避難してほしいです。
水や缶詰め、非常食を一定数確保しておいて、災害が来てもある程度飢えることなく過ごせるように用意しておくことは大切です。
本当は災害なんて起きない方が一番いいけど、世界の地震の25%が日本で起こるんです。
絶対に備えはする方が良い。
南海トラフ地震が起きた時はどう逃げるのか、家族や自治体で取り決めをしておくのが大切です。
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