(南九州ツアーインデックス)
南九州ツアー3日目後半。最終日、最終レポです。宮崎県の青島を観光後、次の目的地、宮崎県の高千穂峡の入口にやってきました。
ランチは高千穂峡の入口付近、古き良き茅葺き屋根の旧家、神楽宿(かぐらやど)で食べます。築260年以上の民家を移築した食事処。苔むした茅葺き屋根が印象的でした。
73
神楽を舞う「神庭(こうにわ)」のあるお座敷で郷土料理をいただきました。昔ながらの田舎の雰囲気を楽しみながら。
中央の黒い麺は、高千穂黒米ソーメンです。白以外のソーメンは初めてでした。
74
食事をした建物の下に下りると、手力雄(たぢからお)の舞を踊る人形が。
手力雄命(たぢからおのみこと)が天照大神が隠れている天岩戸を探し当てるところをあらわした舞です。
伝統芸能の夜神楽
高千穂では例年11月下旬から翌年2月にかけて、村々に伝わる33番の夜神楽が奉納される。これは天岩戸に隠れた天照大御神を誘い出そうとアマノウズメノオオカミがおもしろ、おかしく舞ったのがはじまりとされる。
75
手力雄(たぢからお)の舞を踊る人形の横に神々の系図が書かれていました。
宮崎県ではいたるところで、神話伝説が目につきます。
76
昼食後の自由時間を終え、バスガイドさんの後について、高千穂峡に向かいます。
しばらく階段を下りていきます。
実際には右の写真に見える高い橋のあたりから、ここまで下りてきました。
77
まずは、ガイドさんの説明で甌穴(おうけつ)が見られました。
岩盤からなる河床に出来る円筒形の深い穴をかめ穴、又はポットホールといいます。河床の岩盤のくぼみや割れ目に渦巻きを生じ、そのエネルギーによって穴が出来、さらにその穴に入った小石が渦巻きによって岩盤を削るため、こうした深い円筒形に穴が出来ます。甌穴は現在も成長しています。
78
そしてさらに下りて行くと、大きな峡谷が現れました。
高千穂峡は古阿蘇火山活動により溢出した溶岩流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却したため柱状節理の素晴らしい懸崖となった渓谷です。
79
対岸にそびえ立つ大きな岩は仙人の屏風岩と呼ばれているようです。
圧倒されるような屏風岩です。
80
81
そしてさらに奥に進むと、滝が見えてきました。
これが真名井の滝。美しいです。
82
83
真名井の滝を過ぎると「おのころ池」があり、そこに泳いでいる魚が、なんと。
サメでした。なんでサメが。
ガイドさんから聞いてびっくりして見てみました。
高千穂峡の見物を終えて、再び上に戻るのはきついなあ、と思っていたら、さきほど食事をしたお店のマイクロバスが何台も往復してくれて、上の食事をしたところの駐車場まで運んでくれました。ツアー客の中には足の悪い方もお年寄りも多いので、このサービスは良かった。
宮崎観光写真のサイト/高千穂峡
84
14時頃、宮崎県の高千穂峡を出発して、1時間半ほど走って、熊本県の阿蘇にやってきました。山の間をどんどんツアーバスが登って行きあっという間に標高1100mにある草千里ヶ浜に着きました。
バスガイドさんとツーショット。
後ろに見える山は阿蘇五岳(ごがく)のひとつ、烏帽子岳。標高1,377mの山。草千里よりも古い成層火山。山の形が公家がかぶっていた烏帽子(えぼし)に似ていることが名前の由来。
阿蘇山とは世界最大級のカルデラを持つ火山の総称である。そのため阿蘇山という単独の山は存在しないが、一般的に言われる阿蘇山は、観光名所の草千里や活火山の火口がある中岳のことを指すことが多い。
カルデラの中央部には阿蘇五岳(あそごがく)といわれる山々があり、東から根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳である。現噴火口のある山は阿蘇中岳である。麓から草千里まではドライブコースの定番であり、阿蘇中岳の火口付近まで自動車で乗り入れることができる。
85
烏帽子岳をパノラマ写真で撮ってみました。
ところどころ、バスや車のタイヤが写りこんでいます。動く被写体はパノラマ撮影には向かないようです。失敗。
阿蘇五山
86
草千里は烏帽子岳中腹に広がる直径約1kmの草原です。スタッフが手綱を引いてくれる引き馬乗馬は3つのコースがあり、子供同士でも親子でも一緒に乗馬することができます。
87
こちらは草千里から見た中岳の噴煙。
中岳は 標高1,506mの山。有史以来、今でも噴火活動を続けている火山。
近くまで行けるのですが、自由時間が短いため、行けませんでした。
88
3日間、常にしゃべり続け、観光地では必ず先頭を歩いて要所要所でわかりやすく説明してくれて、バスの中でも休むことなく、手製の図や絵を使って説明してくれたバスガイドさん。大変感じがよく、若いのに、何も見ずにいろいろな事を説明してくれた優秀なガイドさんでした。
89
阿蘇の草千里を16時頃出発し、熊本空港に到着。預けていたバッグを受け取り、ここでツアーバスのガイドさんとドライバーとお別れとなりました。3日間、ありがとうございました。
90
17時55分発の東京行き、少し遅れての出発で帰りました。帰りの便も満席でした。
終わり
(南九州ツアーインデックス)
南九州ツアー3日目後半。最終日、最終レポです。宮崎県の青島を観光後、次の目的地、宮崎県の高千穂峡の入口にやってきました。
ランチは高千穂峡の入口付近、古き良き茅葺き屋根の旧家、神楽宿(かぐらやど)で食べます。築260年以上の民家を移築した食事処。苔むした茅葺き屋根が印象的でした。
73
神楽を舞う「神庭(こうにわ)」のあるお座敷で郷土料理をいただきました。昔ながらの田舎の雰囲気を楽しみながら。
中央の黒い麺は、高千穂黒米ソーメンです。白以外のソーメンは初めてでした。
74
食事をした建物の下に下りると、手力雄(たぢからお)の舞を踊る人形が。
手力雄命(たぢからおのみこと)が天照大神が隠れている天岩戸を探し当てるところをあらわした舞です。
伝統芸能の夜神楽
高千穂では例年11月下旬から翌年2月にかけて、村々に伝わる33番の夜神楽が奉納される。これは天岩戸に隠れた天照大御神を誘い出そうとアマノウズメノオオカミがおもしろ、おかしく舞ったのがはじまりとされる。
75
手力雄(たぢからお)の舞を踊る人形の横に神々の系図が書かれていました。
宮崎県ではいたるところで、神話伝説が目につきます。
76
昼食後の自由時間を終え、バスガイドさんの後について、高千穂峡に向かいます。
しばらく階段を下りていきます。
実際には右の写真に見える高い橋のあたりから、ここまで下りてきました。
77
まずは、ガイドさんの説明で甌穴(おうけつ)が見られました。
岩盤からなる河床に出来る円筒形の深い穴をかめ穴、又はポットホールといいます。河床の岩盤のくぼみや割れ目に渦巻きを生じ、そのエネルギーによって穴が出来、さらにその穴に入った小石が渦巻きによって岩盤を削るため、こうした深い円筒形に穴が出来ます。甌穴は現在も成長しています。
78
そしてさらに下りて行くと、大きな峡谷が現れました。
高千穂峡は古阿蘇火山活動により溢出した溶岩流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却したため柱状節理の素晴らしい懸崖となった渓谷です。
79
対岸にそびえ立つ大きな岩は仙人の屏風岩と呼ばれているようです。
圧倒されるような屏風岩です。
80
81
そしてさらに奥に進むと、滝が見えてきました。
これが真名井の滝。美しいです。
82
83
真名井の滝を過ぎると「おのころ池」があり、そこに泳いでいる魚が、なんと。
サメでした。なんでサメが。
ガイドさんから聞いてびっくりして見てみました。
高千穂峡の見物を終えて、再び上に戻るのはきついなあ、と思っていたら、さきほど食事をしたお店のマイクロバスが何台も往復してくれて、上の食事をしたところの駐車場まで運んでくれました。ツアー客の中には足の悪い方もお年寄りも多いので、このサービスは良かった。
宮崎観光写真のサイト/高千穂峡
84
14時頃、宮崎県の高千穂峡を出発して、1時間半ほど走って、熊本県の阿蘇にやってきました。山の間をどんどんツアーバスが登って行きあっという間に標高1100mにある草千里ヶ浜に着きました。
バスガイドさんとツーショット。
後ろに見える山は阿蘇五岳(ごがく)のひとつ、烏帽子岳。標高1,377mの山。草千里よりも古い成層火山。山の形が公家がかぶっていた烏帽子(えぼし)に似ていることが名前の由来。
阿蘇山とは世界最大級のカルデラを持つ火山の総称である。そのため阿蘇山という単独の山は存在しないが、一般的に言われる阿蘇山は、観光名所の草千里や活火山の火口がある中岳のことを指すことが多い。
カルデラの中央部には阿蘇五岳(あそごがく)といわれる山々があり、東から根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳である。現噴火口のある山は阿蘇中岳である。麓から草千里まではドライブコースの定番であり、阿蘇中岳の火口付近まで自動車で乗り入れることができる。
85
烏帽子岳をパノラマ写真で撮ってみました。
ところどころ、バスや車のタイヤが写りこんでいます。動く被写体はパノラマ撮影には向かないようです。失敗。
阿蘇五山
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草千里は烏帽子岳中腹に広がる直径約1kmの草原です。スタッフが手綱を引いてくれる引き馬乗馬は3つのコースがあり、子供同士でも親子でも一緒に乗馬することができます。
87
こちらは草千里から見た中岳の噴煙。
中岳は 標高1,506mの山。有史以来、今でも噴火活動を続けている火山。
近くまで行けるのですが、自由時間が短いため、行けませんでした。
88
3日間、常にしゃべり続け、観光地では必ず先頭を歩いて要所要所でわかりやすく説明してくれて、バスの中でも休むことなく、手製の図や絵を使って説明してくれたバスガイドさん。大変感じがよく、若いのに、何も見ずにいろいろな事を説明してくれた優秀なガイドさんでした。
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阿蘇の草千里を16時頃出発し、熊本空港に到着。預けていたバッグを受け取り、ここでツアーバスのガイドさんとドライバーとお別れとなりました。3日間、ありがとうございました。
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17時55分発の東京行き、少し遅れての出発で帰りました。帰りの便も満席でした。
終わり
(南九州ツアーインデックス)
ニアミスでしたね。1日違いで。
尾形さんも旅行社のツアーでしょうか。
車やバスで一気に上まで上がれるので、楽ですね。自由時間がなくて中岳までは行けませんでしたが、やはり恐ろしいお釜の中でしょうか。
阿蘇はほとんど360度に近い外輪山に囲まれた世界一のお釜。お釜の中にさらに山が出来たと言われます。それが阿蘇五岳。山の生い立ちの話を聞くと面白いです。
まだまだお若い(^^)
高千穂峡、行ってみたいところNO.2です。
この近くに菊池渓谷というところがあり、ここがNO.1です。
このバスガイドさんは、若くて美人で優秀で、お気に入りのガイドさんでした。
高千穂峡も素晴らしい渓谷美でしたが、天気がよくなかったのでちょっと残念でした。
菊池渓谷ですか。そんなところがあるんですね。知りませんでした。また行く機会があったら、寄ってみたいです。