R隊定例ハイク、10月の第一週は、神奈川県の鍋割山に登りました。
登山日: 2015年10月3日(土)
目的地: 鍋割山 なべわりやま、1273m 神奈川県秦野市、松田町、山北町
参加者: 4名 (KCさん、隆吉さん、市太郎さん、私)
コースとタイム:渋沢駅前7:36⇒(バス)⇒7:55大倉バス停 8:15 ⇒ 9:47 二俣 ⇒ 10:18 ミズヒ沢出合 ⇒ 10:47 後沢乗越 ⇒ 12:09 鍋割山 (昼食) 13:29 ⇒ 14:32 後沢乗越 ⇒ 14:59 ミズヒ沢出合 ⇒ 15:26 二俣 ⇒16:47 大倉バス停16:55⇒(バス)⇒17:12渋沢駅前
7時36分発、渋沢駅前発の大倉行きバスに乗り、7時55分、終点の大倉バス停で降車。
バス停付近は広くなっていて、レストハウスや休憩室、そして、その一角に登山情報コーナーの部屋もありました。 そして、その外には登山者カード投入箱も設置されています。
隊員の一人が、1台次のバスで到着するのを待って、8時15分に出発。
大倉バス停の通りを挟んだ向かい側が鍋割山へ向かう道で、右方向は塔ノ岳方面。
まずは、大倉集落を抜けて行きます。 周りは野菜畑が広がり、のどかな山麓です。
しばらく進むと、西山林道と二俣・鍋割山方面への標識があり、左に曲がります。
しばらく進むと、鹿対策のネットがあり、簡単な出入り口から進みます。
丹沢大山国定公園と書かれた大きなプレートの横を通過。
9時36分、左奥からの道と右への道と四方向の広い分岐点を通過。
左奥から来る人は、三廻部・表丹沢県民の森、そしてシダンゴ山近くの寄から鍋割を目指す人です。
我々は大倉から登っているので、この地点で3.5km歩いたことになります。
そして目指す鍋割は残り4.1km。
9時42分、左手のちょっとしたスペースに胸像が立っていました。
横長の木のプレートに解説文が書かれています。
胸像の人物は、明治28年生まれの尾関廣さんで、13歳から登山を始め、登山の普及活動に貢献し全日本山岳連盟を結成し、のちに日本山岳協会に発展させた方でした。
9時44分、左手に沢の流れを見ながら進みます。
ヤマビルに注意の看板と、その下には山ビル駆除用の塩が置かれていました。
9時48分、沢に架かる木の橋を渡って進みます。
10時2分、暗い山道から開けたところに出ると、青い空がきれいに感じます。
10時14分、登山者が地元テレビ局のインタビューを受けています。 実は、このクルーは大倉バス停にもいて、あとから、車でここまで移動してきたようです。
インタビューを受けている場所の片隅に、水の入ったペットボトルがたくさん並んでいて、書かれているプレートを読むと、山頂の鍋割山荘まで、余力のある人は、ボランティアで運んで下さいと書かれていました。
10時18分、ミズヒ沢出合を通過。
このあたりから登りの勾配がきつくなってきます。
10時47分、コースポイントの後沢乗越を通過。大倉から5.9km、鍋割山山頂まで残り1.7km。
鍋割山稜5番、一定間隔でこの札が立っていて、緊急時はある程度場所が特定できるようで安心です。
後沢乗越を通過後、木道が設置されていて、歩きやすくなっています。
11時25分、左手が開けた場所を通過。左方向の見晴らしが良いです。
そして富士山が見えてきました。
12時9分、鍋割山山頂に到達。 標高1272m。 正面に鍋割山荘が。
まずは記念撮影。
山頂からも富士山が良く見えています。
奥に鍋割山荘。右方向が富士山方向。
そして、名物の鍋焼きうどんの注文に、山荘に行くと、すでに長蛇の列。
伝票に名前を書いて注文し、待ちます。 これは時間がかかるかなあと、少しあきらめていたら、それほど待たずに名前が呼ばれました。 驚異の同時大量生産システム? 次々と出来上がってきます。
ひとつひとつ、トレイで鍋敷きの上に土鍋に入った、アツアツの鍋焼きうどんが。
山の上で、本格的な鍋焼きうどん。
これは贅沢です。 何年も前から来たかったこの山。 そして、やっと食べられた。
隊員の二人は、他の登山者も含め、暖かい日差しの元、リラックスしてます。
13時29分、山頂での休憩を終えて、同じコースの道で下山開始。
14時32分、後沢乗越を通過。
後沢乗越の分岐。左方向が二俣・大倉方面。直進は栗ノ木洞へ。
15時24分、二俣付近を通過。
15時26分。山ビル注意の看板と塩が置いてある二俣を通過。
15時34分、表丹沢県民の森、寄方面との分岐地点通過。
16時32分。 鹿対策のゲートを通過。
16時34分、大倉集落エリアに入る。 山の稜線と空がきれいに感じました。
野菜畑が広がります。
16時47分、大倉バス停まで下りてきました。
長い距離の林道歩きで、かなり疲れました。
16時55分発の渋沢駅行のバスに乗り、渋沢駅から東京に帰りました。
この日の山は、数年前からたまにあったけど、ややきつそうな感じでなかなか、選ばれませんでしたが、今回は市さんの推薦もあり、ようやく名物の鍋焼きうどんも食べられて大変満足でした。ただ、林道歩きが長く総歩行距離も16.5km、歩行時間も7時間、標高差1056mと久しぶりのタフなコースで疲れました。
我々にはタフなコースでしたが、天気も良く大変満足な山行でした。林道歩きは辛いものがありましたが、渓流も楽しめ山頂も広く、鍋焼きうどんも食せて楽しめました。今後も時々はタフな山も入れていきましょう(^^;;
久しぶりに、長時間の歩行で、だいぶ足に来ました。
でも、以前から登ってみたかったけど、躊躇していたこの山に、背中を押されて、登ることが出来て、結果良しでした。
鍋焼きうどんも、食べられて、天気も良く、満足の山行でした。
山の選定、ありがとうございます。おかげさまで、気になっていた山に登れました。
時々はタフな山、了解です。