
北京・西安旅行4日目 西安 兵馬傭博物館のつづきです。
兵馬傭抗博物館の1号館、2号館の中を見学した後、引き続き3号抗がある3号館に進みました。
3号坑は発掘された三つの兵馬俑坑の中で一番小さい。兵俑66体、馬俑4体、戦車1台と兵馬俑の数も少ないが三つの兵馬俑坑の中で一番重要な役目をしていた。それはこの3号坑が全軍の指揮の中枢である軍幕(司令部)であった為だ。
これはミニチュアではなく、上の方から撮影したので、小さく見えるが人間と同じくらいの大きさ。まだ復元途中のようです。
4島の馬と馬の後ろに立つ1人の御者と3人の軍吏
3号抗を見学した後、最後に立ち寄ったのが、銅製の車馬が展示されている銅車馬館に入ります。
銅車馬
銅車馬は秦始皇帝陵墓よりわずか西へ20㍍の所で発掘された。銅車馬は秦始皇帝が巡行するさいに使用された車馬(馬車と馬)を銅で製作したもの。
発掘された2台の大型彩絵銅車馬は、それぞれ二つの車輪と一つのカジ棒、四頭の引き馬、一体の御官俑で構成され、2台で1組とし、前の方を立車と云い、後ろの方を安車と云います。 この二つの銅車馬の長さは2.25mと3.17m、高さは1mで大きさは実物の2分の1で作成されている。
後ろの安車は車箱が前後に分かれ、前室は御者の乗る所で位の高い官俑が一体置かれている。後室は主人に供される座で比較的大きく長さ88cm、幅78cmで四方を囲んであり、後部は戸になっていて、屋根はアーチ型楕円の車蓋となっている。始皇帝はこの安車に乗り何時も巡行した。
一番大きい1号抗から2号抗、3号抗、そして銅車馬館とひと通りの兵馬傭抗の見学を終えて、朝来た道とは違う道を通って出口の方に向かいました。どうやら一方通行になっているようです。
出口に向かう途中の広場に躍動感あふれる馬のオブジェがありました。
途中、工事中の建物の横に、工事業者のトラックがとまっていました。
昭和の時代に日本でもあった3輪トラック。中国製のトラックのようです。
最後に土産物店で兵馬傭を発見した農民の一人がサインしてくれる写真集を買い、写真も撮らせてもらいました。 数人(4人くらい)の発見者がいたそうですが、この方もその中の一人で各発見者が各所で同じように写真集を売る店でサインをしているそうです。ちなみにこの方は楊西安さん。
朝、最初にバスで到着した兵馬傭博物館の入口のところまで戻ってきました。
入口近くには秦の始皇帝の像が立っています。
兵馬傭博物館から1.5kmしか離れていないところに、秦の始皇帝のお墓があります。バスで5分ほど移動してここを見学します。
手前に世界遺産のマークが入った石碑があり、その後方に盛り土がされたところが秦の始皇帝のお墓(陵)です。まだ発掘されていませんが、大きな地下宮殿があるそうです。
世界遺産のマークが入った石碑
秦の始皇帝陵
石碑の前で記念撮影しました。
11時30分ころ、見学を終えて昼食のレストランに向かいます。
30分ほどのところにあるレストランで昼食タイムです。ここでは麺が出るようで、さっそく麺をこねるパフォーマンスを見せてくれました。
また中華料理ですが。まずくはないです。
そして、待望の麺が出てきました。 そのまま食べると、あまり味がないので、出てきた料理をトッピングしながら食べると、なんとか味が出てそれなりに食べられました。
待望のパフォーマンス麺は、イマイチ…でしたか。麺好きのリチャードさんなのに…(´Д` )
中国の麺つゆは、薄味でそのままだとおいしくないですね。つゆに味がないと。もしくは、自分で味付けするものなのかなあ。やはり麺は日本が一番。