バイクでブンブン飛び回った!一番キツかったのが昨日!連休最終日にヨッピー宅でまったりしてると誰かが言った
「富士山へ行こう!」
俺たちは何も言わず出発!オレは知っていたのだ。まだ山開きしてなくてバリケードがあって入り口までしか行けない事を!しかも2重のバリケード!数週間前にも来て、一つ目はシャックルをはずしてクリアしたのだが二つ目は重機じゃないと動かせないのだ。
登山道入り口まで来て、寒いからオレは「山開きしてないし上まで行けないから帰ろう」と吐いた。するとアホ共はどうせなら行けるとこまで行って一服しようぜと。
まあ登り始めてすぐ封鎖されてるのを知ってたからだまって付いて行く事に。
寒い。かなり冷たい風が顔に当たる。指はかじかんでクラッチが重く感じる。
これじゃ真冬だよ。生暖かい春の夕暮れの風がオレを油断させ、軽装で来ちゃってる。
でもワインディングじゃ負けたくないからアクセルを開けステップをスリながら登山道を俺たちは轟音と共に登っていく。
そろそろバリケードの位置だが・・・そんなもんねぇぞ??
鹿が時折横切る。鼻水も痛い。どんくらい走ったのかもわからない。次第に霧が晴れ、雲より上にいる事に気付く。
周りは雪景色。寒い訳だ。気が付けば5合目まで来ちゃってるし
GW中に山開きしちゃったみたい(泣)
エリィも気圧が低いせいか?ガブガブいってエンスト。震える手でつかないライターを何度もカチカチ。単気筒の真っ赤なエキゾーストパイプにタバコを近付け火をつける。
雲一つ無い満天の星空。雲の上にいるから当たり前だが。遠くに見える夜景と無音。ガタガタ震える音が聞こえそうだ。血の流れる音しかしない。流れ星がビュンビュン流れるも、今のオレには願い事をする程余裕がなかった。強いて願うなら「暖」だ。
寒さで呼吸も乱れ、しかも空気が薄いせいか?それは徐々に訪れた。天然トリップだ!(高山病だよ(笑))手脚の神経が麻痺し始め(寒いからだよ(笑))頭がぼーっとする中、下りのレースが始まった。
コーナーのクリッピングポイントがつかめずブレーキのタイミングが遅れる。確実に登って来た時より速いスピードで山を下る。全く同じレイアウトが続くコーナーを何度も曲がる。余計にボケーっとしてしまう。最後のストレートでの直線バトルが始まった瞬間!!
果てしなく続く下りストレート。スピードは1??キロぐらい。オレは2番手につけていた。オレの前を行く奴のヘッドライトに向かって「ソレ」はいきなり飛び出してきたのだ!
バンビだ!!
オレから見えたのは全てスローモーションで、前の奴は確実にバンビと接触してた。オレは奴のテールにカマ堀そうになったがかろうじてかわす。奴もコケはしなかった。バンビも無事山へ帰ったっぽい。
一同ヘルメット越しに大笑い。先頭の奴はあと少しで死ぬとこだったと震えてる。それ見てさらに大笑い。誰かが言った「結果生きてるからそれでラッキーなんだって」ありゃ不可抗力だしと。
音も無き、光も無き氷の世界から現世に帰って来た黒の群れは、光と温もりを目指した。
温泉に着いた頃には誰が先頭走るかモメてたな。皆なんだかんだビビってたからね。
んなこんなで懲り懲りなはずが??またもセクシーなポーズでエリィはオレを誘う。やっぱ絞り過ぎのセパハンが腱鞘炎を悪化させながらもやる気にさせる。今日はどこへ行こうかにゃ??
俺たち真夜中のヴァンパイア達は、今宵も血と刺激を求め、黒ずくめと爆音であちこち飛び回るのさ!
週末は茨城は古河スパイダーまでプチ旅行!土曜にジョーさんのライブ見て~次の日はビリーさんのお墓参りに行くのだ!今年はライブがあったから法事に出れなくてね!さすがに車で行くけどね~(笑)一緒に行きたい人は連絡くださいにゃん。
「富士山へ行こう!」
俺たちは何も言わず出発!オレは知っていたのだ。まだ山開きしてなくてバリケードがあって入り口までしか行けない事を!しかも2重のバリケード!数週間前にも来て、一つ目はシャックルをはずしてクリアしたのだが二つ目は重機じゃないと動かせないのだ。
登山道入り口まで来て、寒いからオレは「山開きしてないし上まで行けないから帰ろう」と吐いた。するとアホ共はどうせなら行けるとこまで行って一服しようぜと。
まあ登り始めてすぐ封鎖されてるのを知ってたからだまって付いて行く事に。
寒い。かなり冷たい風が顔に当たる。指はかじかんでクラッチが重く感じる。
これじゃ真冬だよ。生暖かい春の夕暮れの風がオレを油断させ、軽装で来ちゃってる。
でもワインディングじゃ負けたくないからアクセルを開けステップをスリながら登山道を俺たちは轟音と共に登っていく。
そろそろバリケードの位置だが・・・そんなもんねぇぞ??
鹿が時折横切る。鼻水も痛い。どんくらい走ったのかもわからない。次第に霧が晴れ、雲より上にいる事に気付く。
周りは雪景色。寒い訳だ。気が付けば5合目まで来ちゃってるし
GW中に山開きしちゃったみたい(泣)
エリィも気圧が低いせいか?ガブガブいってエンスト。震える手でつかないライターを何度もカチカチ。単気筒の真っ赤なエキゾーストパイプにタバコを近付け火をつける。
雲一つ無い満天の星空。雲の上にいるから当たり前だが。遠くに見える夜景と無音。ガタガタ震える音が聞こえそうだ。血の流れる音しかしない。流れ星がビュンビュン流れるも、今のオレには願い事をする程余裕がなかった。強いて願うなら「暖」だ。
寒さで呼吸も乱れ、しかも空気が薄いせいか?それは徐々に訪れた。天然トリップだ!(高山病だよ(笑))手脚の神経が麻痺し始め(寒いからだよ(笑))頭がぼーっとする中、下りのレースが始まった。
コーナーのクリッピングポイントがつかめずブレーキのタイミングが遅れる。確実に登って来た時より速いスピードで山を下る。全く同じレイアウトが続くコーナーを何度も曲がる。余計にボケーっとしてしまう。最後のストレートでの直線バトルが始まった瞬間!!
果てしなく続く下りストレート。スピードは1??キロぐらい。オレは2番手につけていた。オレの前を行く奴のヘッドライトに向かって「ソレ」はいきなり飛び出してきたのだ!
バンビだ!!
オレから見えたのは全てスローモーションで、前の奴は確実にバンビと接触してた。オレは奴のテールにカマ堀そうになったがかろうじてかわす。奴もコケはしなかった。バンビも無事山へ帰ったっぽい。
一同ヘルメット越しに大笑い。先頭の奴はあと少しで死ぬとこだったと震えてる。それ見てさらに大笑い。誰かが言った「結果生きてるからそれでラッキーなんだって」ありゃ不可抗力だしと。
音も無き、光も無き氷の世界から現世に帰って来た黒の群れは、光と温もりを目指した。
温泉に着いた頃には誰が先頭走るかモメてたな。皆なんだかんだビビってたからね。
んなこんなで懲り懲りなはずが??またもセクシーなポーズでエリィはオレを誘う。やっぱ絞り過ぎのセパハンが腱鞘炎を悪化させながらもやる気にさせる。今日はどこへ行こうかにゃ??
俺たち真夜中のヴァンパイア達は、今宵も血と刺激を求め、黒ずくめと爆音であちこち飛び回るのさ!
週末は茨城は古河スパイダーまでプチ旅行!土曜にジョーさんのライブ見て~次の日はビリーさんのお墓参りに行くのだ!今年はライブがあったから法事に出れなくてね!さすがに車で行くけどね~(笑)一緒に行きたい人は連絡くださいにゃん。