先日も大谷選手の報道に関して、うんざりしていることを少し書きました。未だに、小さなことでも拾ってきて、何でも視聴率につなげようとする、愚かな報道の姿勢がうかがえます。
それで、報道の担当者にも未熟な人がいることは仕方ないとして、それを幹部がチェックできないのかとも思います。それとも、わざとなのでしょうか。
見出しの大谷選手のオープン戦報道では、同選手の打率が5割だとか、ホームランを打っただとか、そんなことに光を当てているテレビが多いのにうんざりするのですよ。
私の理解では、オープン戦というのは開幕に向けての実戦の感や新たな取り組みの成果を試す場だと思っています。違っていたら申し訳ない。昔、オープン戦で調子の良かった選手が、開幕以来少しも成績が上がらないということもあるのを見ているからなのです。それなのに、打率やホームランに一喜一憂しているテレビの説明はどうなのかと感じたのです。
NHKなどは、さすがでしたよ。9時台の終わりにスポーツニュースをしますが、きちんとオープン戦の趣旨を理解しているコメントでした。地方のテレビ局でも選手に対するインタビューでは、今、微調整しているというようなコメントを引き出していますよ。それなのに、テレビによっては残念な内容があります。
大谷選手も、あれだけの体格とパワーとスキルがあれば、当然、ある程度の成績は残せるのではないかと想像しますが、こればかりはわかりませんよ。期待しながら、適度に報道しましょうよ。
テレビに愛はないんかと聞いてみたいような、大谷選手のオープン戦の内容ばかりでした。