いかりじいじのブログ

車いすラグビーの金メダル祝福

 パリで開催されているパラリンピックの車いすラグビーが金メダルを獲得しました。金髪の池崎選手の気迫や池選手との連携、若手の橋本選手の攻撃力とそれを支えた選手達、思わず目頭が熱くなりました。金メダル、本当におめでとうございます。
 映像では国歌が流れる中、勢揃いしたメンバーが映し出されました。最近は、テレビ局の思想のせいで国歌が流れる場面が極単に減少しています。しかし、今回は流れたので、これも最高でした。国を背負っているという感じです。
 試合では選手の個性が活かされていたと感じましたし、なにより、プレーの気迫に圧倒されました。高齢になった私が失ったものを感じたのです。久しぶりに気持ちの良い朝を迎えることが出来ました。
 これでやめたかったのですが、テレビ朝日では障がい者が得をしているかのような書き込みのことを取り上げて、わけのわからないコメンテーターがコメントしていました。このような障がい者に理解のある振りをして、障がい者を差別しろと言っているとしか思えません。自分たちの商売になるからでしょう。そういう人はいなくなりませんよ。
 よく見るのは、健常者と区別せずに開催しろとか、それが平等だとかです。また、放映の時間をもっと多くしろとかもそうです。まあ、多様な意見の一つであることには変わりがないかもしれませんが、それが障がい者への理解につながるとはとても思えません。この障がい者への理解こそがポイントなのだと思います。
 そもそもの意識として、私は、障がい者という言葉は、障がい者が年金や割引などの援助を受けることが出来るシステム上の言葉としか思っていません。それぞれに特色がある障がい者への配慮ということは、自分で勉強して自分で理解しないとできないないと思いますよ。皆さんも、それぞれの配慮の仕方で理解してください。
 このテレビ朝日のコメンテーターは、障がい者と接したことはあるのでしょうか。暴れる者ももちろんいますし、自分では出来ないことが一杯ある人もいます。しかし、気持ち的には純粋であったり、やる気のある人もいます。
 逆に、障がい者であることを悪用して過大な要求をしたり、困難なことから逃げようとする人もいます。つまり、いい人もいれば悪い人もいて、健常者と変わらないのですよね。
 しかし、障がいというハンデには配慮が必要だし、支援する人もいないとどうしようもありません。今回、パリオリンピックで金メダルを獲得した車いすラグビーのチームを支えた方達にも感謝したい気持ちで一杯です。
 自己を表現できる場所を書くとしてくれる日本社会はすばらしいでしょう。それを感じた車いすラグビーチームの金メダルでした。




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