ウクライナの件では、いかに日本の報道がクズなのかということがよくわかりました。基本的に反日左翼なのですから、当たり前ですが。それ以上に問題を抱えている状態にあると感じるのは、岸田総理ではないでしょうか。
コロナ対策でもぐだぐだですし、ロシアの侵略にも対策は一番後で各国の様子を見てから動くとか、会見の態度といい、何も理解していなくて、財務官僚の指令で動いているように感じています。バイデン仮大統領と同じような、元総理と自称しているルーピー鳩山にも通じるものを感じています。
私が懸念しているのは、2月28日付けの産経新聞「「令和臨調」立ち上げ 生産性本部統治改革など提言」という記事を見たからです。ほとんどの国民は「臨調」と聞いて知らない人が多いと思います。昔、「土光臨調」といって、土光氏が臨調の代表をしていて、報道たちは目刺しをおかずにしている清貧の会長というイメージを作り上げ、行政改革の名の下に公務員定数の削減などをやって、国をガタガタにした人がいました。それをイメージしました。
改革をした後、大きな災害などで的確に対応できなかったのは、公務員の人数をギリギリでやっていたからですよ。計画はばっちり立てているのですが、実際にはできないのですよ。過去には公務員の余裕のある仕事ぶりを国民は怠けていると感じていたので、行政改革に拍手喝采をしたのです。その結果は自分たちに返ってきたのですよね。それを自覚できない日本国民も幸せですが。
「臨調」というのは、「臨時行政調査会」の略称で、行政改革のために内閣総理大臣の諮問機関といて設置されたものです。行政改革のために課題について審議会を開催して提言するわけです。土光氏は、IHI(石川島播磨重工業)の社長や東芝の社長などをした人です。そして、経団連の会長として「土光臨調」を仕切ったのです。
この「土光臨調」は鈴木善幸総理大臣の時に行っています。この鈴木総理はは現在の鈴木財務大臣の父親で、社会党から自民党に移った人です。そして、現在の鈴木財務大臣も岸田派にいたのち、姉の夫である麻生氏の派閥に入っている人です。私は、この「令和臨調」は、岸田総理が、鈴木元総理のまねをしているようで、うさんくさいのですよ。
これまで、臨調で国鉄などの改革もしていますが、本当に幸せな改革だったのでしょうか。立ち止まって考えるときです。私は、国鉄の問題は反日左翼の共産党の指導を受けた組合活動にあったと思っています。働きもせずに待遇改善の要求だけするという、現在もJR西日本では影響が残っています。尼崎市の福知山線の脱線事故というのがあったでしょう。日勤教育という名称で組合員の勤務員をJRの幹部が教育するという嫌がらせをするのですよ。その原因は左翼的な細かい要求ばかりする組合員にも問題があるのですよ。それで、運転士が病気になって事故を起こしたのでしょう。
最近も、JR西日本では、労働組合との関係で未払い賃金56円訴訟というのがあったでしょう。そういう細かい要求に、細かい管理で対抗しているということですよ。日本のどこの会社でも起こりますよ。特に共産党など反日左翼の指導を受けている組合では顕著でしょう。ユニオンとかいう団体が支援するでしょう。気をつけてくださいね。
話しがそれたので元に戻します。この産経新聞の記事では、「令和臨調」なる民間組織を立ち上げて審議してもらい、政府が提言を受けるのですが、日本人としての背骨がないように思われる岸田総理が過去のまねをして大丈夫なのだろうかと思ったのです。
参考までに、この「令和臨調」では、民主主義の再生や日本が直面する諸課題の解決に取り組むということで、3つの柱があります。
〇 民主主義の仕組みや政治のあり方を対象にした「統治機構改革」
〇 日本経済の停滞や格差問題を解決に導くための「財政、経済保障」
〇 人口減や超高齢化といった現実を直視した「令和の国土構想」
だそうです。専門部会で議論を深めて改革提言を行い、国会議員や大学生とも活発に交流、対話を行うそうです。
そして、設置するという会見の場で東京大学の教授が、国政選挙での投票率の低さを嘆いていました。理想ばかりで、現実がわかっていないと思いました。しかも、国が国民に選挙の投票方法を教えてあげるとか思っているのでしょうか。自由にさせてよと思います。投票に行かない自由もあるでしょう。自分の生活は、何も変わらないからというのもあるし、影響がわからない人もいますよ。国民は、その結果を受け容れていますから。岸田総理の行政運営の結果も私たちは受け容れなければいけないのでしょう。いやなら、他の人に投票に行きますよ。
私の懸念は、一つには、岸田総理がいつも「格差」とかいう言葉を使うことです。ここにも出てきていますよね。日本は、自己責任を問わない、国が何でもめんどうをみている社会主義国で、格差などほとんどないし、失業者もほとんどいないという天国なのに、何の格差だと思います。大学の合否があるように、結果の違いはあるに決まっているでしょう。
二つには、「民主主義」ということを問題にしていることです。この言葉も「格差」と同じで、反日左翼の共産党達が好んで使う言葉でしょう。自分を優しい人だと思われたい症候群の人たちです。話を聞いていますよというのも同じ頭の構造ですよね。実際は、自分の考えが一番で、誰の言うことも聞かない行き当たりばったりの態度です。しかも、普通の人以上に差別意識が強かったり、妬みが強かったりする人たちなのにと思います。
皆さんも、岸田総理の動きを注視しておいてください。日本は、いいことにはならないでしょう。過去においても、阪神淡路大震災のときの総理大臣が社会党の村山富市、東日本大震災のときが菅直人、そして、今年は、ロシアの侵略で岸田総理ですよ。不思議ですね。