エロゲはやっぱり中古が一番

エロゲ四方山話 今回のお買い得

30年近く続いていた大手ブランドの戯画が解散したんですね。びっくりしました。以前からエロゲ業界の斜陽化は進んでいたので、不思議でもないのでしょうが、好きなメーカーが消えるのは残念です。
そういえばLaplacianもソフ倫を脱退していますね。PCは全盛時の1/2以下だし主流のスマホをはじめハードが多様化しているのでPCゲームは売上が見込めないのは仕方ありません。ましてや当方のような中古専門の輩はメーカーにとっては癌と同じ。新作をだせば出すほど益々肥大化しますからね(笑)。
対抗策としてソフトのアクチベート化を打ち出していますが、それがあまり広がらないのは、見た目以上に余計なコストがかかるのでしょう。少ないパイを取り合うよりも大きな市場に目を向けた方がはるかにメリットもあると考えるのも自然なことで、ますますこの業界は先細りするかもしれません。
そんな中であのゆずソフトがようやく今月末に新作の天使☆騒々 Re-BOOT!を出します。これまではかなりコンスタントに発表していたはずですが、この作品には3年以上かかっているのもその影響かも?

天使だの悪魔だの魔王だの人間社会では考えられないような存在が今回のメインのようです。体験版をやってみましたが、なかなか面白そうで、藤井竜王の対局がこれから続くのでいい塩梅かも。
いつもいっていることですが、面白ければそれだけで十分です。それでなくても名人戦は持ち時間が9時間もありますからね。一手指すのに2時間近くもかかる、そんな対局を見ながらのゲームですから、頭を空っぽにして楽しめるものに限ります。

それにふさわしい期間限定の17年発売のキスベルが、年度末のバーゲンで相当に安くなっていたのは、ひょっとすると戯画が無くなることがわかっていたせいだったのかな。このシリーズ、古いものはほとんどプレイ済みで、キスベルも確か12年に発売されたはずです。だから今回に限り珍しく体験版で確かめましたが、どうやら未プレイでした。これならいつも通り、藤井竜王の対局時の暇潰しに最適です。
ただこれだけでは運賃無料とはならずに他に戦国EX弐~越前編~ともう一点加えることでどうにかクリアです。
ホント、安かった。どこっていつものらしんばん(コムショップ)ですよ。
因みに本日15日、同じくらしんばんで明日までバーゲンしていますが、この2点だけで既に運賃無料(¥5,000以上)になっていました。


さて、キスベルはありふれた学園物なんですが、嫌味の無いストーリーに、どこからでも入っていける世界観、日常のやり取りだけでなくメリハリがあって退屈することはありません。
システムだってそうです。テキストは読みやすいし、マウスを右端にもっていけばセーブ、左下に持っていけば音量やテキストやオートモードのスピードなどゲームの設定も一発でできます。しかも以前にプレイした詳細な設定をスタート時に引継いでできるので変にコンフィグをさわることもありません。こんなシステムが10年前には確立されてたのですからね。そりゃ人気になるのも当たり前。

今回は年末のクリスマス会でした。
学園行事とはいえ、生徒主体で行われるもので、学校側はほとんど干渉しませんし、生徒の参加も自由です。それでも毎年多くの学生が、楽しみにしており新しく選ばれた生徒会長を中心に行われます。
今回は高畑ちはるが選出されました。もちろんメインヒロインで、このクリスマス会に向かってメンバーを集い、準備万端のところでとんでもない事が起こります。しかもこのクリスマス会が始まって既に20年近くになりますが、最初にやった理由がまた面白い。四角四面のそれこそ風紀委員の宮前 エリが当時にいれば間違いなく目を三角にして言語道断とばかりにバッサリ。味気ない学園生活が続いたことでしょうね。それほど個人的なものからのスタートでしたが、この辺りは本編でお確かめください。思わず笑ってしまいそうです。
攻略は4人、相変わらず攻略不可の準主役がいるのもいつも通りです。


続いては戦国EX弐~越前編~

前回と同じく、第三章から成っています。もちろん幕間のエピソードも従来通り。というか最初の頃と同じで本筋では語れなかったヒロインと仲良くなるための手順を簡素に紡ぐのがメインですね。だからヒロインの立ち位置によってはいきなりではなく、数話の幕間劇を挟むこともあります。
今作のメインは一葉・双葉の将軍姉妹と新キャラの前田 仁虎 慶次郎、朝倉 和泉 景鏡、荒木 弥耶 村重です。
前田慶次郎といえば花の慶次で生み出された傾奇者として有名ですが、今回も容貌といい性格といい正しくそれです。元々は前田利益(とします)といい滝川一族の出で、犬子の兄である利久の養子となります。それで本作では犬子のことを叔母さんと呼んでいるわけです。
この斜かに構えた仁虎にカラむのが、摂津の有岡城城主荒木村重こと弥耶。派手に着飾った容姿と特徴的な話し方をするいわゆるギャルで、仁虎をからかってはドタバタを起こします。他にもその師匠である千利休こと茶々良と信長・久遠とのやり取りや将軍一葉と幽のボケとツッコミも健在です。
紡がれゆく激闘の戦史、鬼との死闘でスリリングな展開をメインに、どんな結末になるのでしょう。

ますます最終の恋姫EX参 ~毛利家の絆編~(7月末発売予定)が楽しみです。


PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

最近の「PCゲーム」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事