エロゲはやっぱり中古が一番

天冥のコンキスタ魔族制圧編の感想

天冥のコンキスタ魔族制圧編¥3,000弱で購入したんですが、本編の方は¥2,000弱になっていました。本体がないとプレイできないので、大幅値下げしているのでしょうが、その理由がこの魔族制圧編でわかりました。
今回のアペンドディスク、定価¥4,000程のものなんですが、これだけで完結するのではなく、どうやらシリーズ仕立てのようです。今作にはハッキリと次回に続くとなっています。ひょっとして上手くいけばさらに引っ張るつもりがあるのかもしれませんが、一応分かっているだけでも三部作。今更本編がサッパリだからといって営業上中止はできませんからね。
私は本編が初回特典のアペンドディスク付きの新品で60%オフの¥3,000だから買ったんですが、続けてプレイするつもりはありませんでした。
ただ例によって特売で見つけたメインソフトだけでは運賃無料には程遠く、さらにやりたかったガラス姫と鏡の従者も評価の割には価格が高くて断念。本命は3月末の発売だし時間があったため、エウの原画陣が大好きなのでオマケで買っただけ。それに本編とは違ってアペンドの方は売却できますしね。
プレイするとわかるんですが、CGは美しく、戦闘シーンの迫力は群を抜いています。メイン、サブを含めたヒロインたちの魅力が際立っており、しかも臨場感を盛り上げるサウンドがサイコーです。他のRPGでは中々ここまでのハイクオリティは出せないと思います。
でも残念ながら、それだけなんですよ。肝心のゲーム性が今一つ。何かの拍子で席を離れたりすると、すっかり忘れてしまってます。普通はRPGの戦闘真っ最中に席を立つなんて考えられないんですけどね。でもこのゲームに限ればできちゃうんですよ。
まあこればかりは私自身にも問題がないとはいえないのが辛いところです。
それはともかくエウシュリーが失敗するパターンの大半がこれじゃないかな。キャラ、ヒロイン、CG、サウンドみんないいんですが、肝心のゲームで夢中になれないことです。
前回お買得としてコンキスタを紹介した時に書いた通り、お手軽ではあるんですが、余りにも制約が多すぎるんですよ。結構面倒です。加えて攻略後の楽しみがなくなってしまいました。周回プレイを味わえるゲーム性がエウの売りだったはずなんですが、それを無くしたことで多くのエウファンにそっぽを向かれたのかな。
攻略wikiも魔族制圧編はなさそうです。ひょっとしたら次回作までには書入れが無きにしも非ずですが閲覧履歴も全部ひっくるめても4桁止まり。前作の封緘のグラセスタの半分どころか1/4にも満たないことからも、可能性はかなり低いでしょうね。

さて今作は前作からの続きで、25話。メインは魔族編になります。
前作のレベルがそのまま受け継がれるのですが、最高レベルが60に対して今作は20UPの80です。といっても本編とは違って一戦での獲得ポイントが高いので、すぐに最高レベルに達してしまうかもしれません。
今回も新キャラが多くいるのですが、その中の筆頭はメインヒロインで天使ラムエル。

二対の翼を持つことから高位の天使であることは間違いないのですが、一対が漆黒の翼であること。この謎は残念ながら不明です。それを求めて物語は進むのですが・・・
どうやら能力でもそれを求めらるようです。

図のように「冥」「天」のうちどちらか一方しか選択できません。どちらを選ぶかはプレイヤー次第。「冥」なら魔族の力を、「天」なら天使を力を得ることになります。


冥を選べばこの画面左上の冥の素材を捕獲することになるのですが、画面左と上部のレッサーデーモン各二体が2ターン目には攻撃を開始してくるのであまり猶予はありません。メイズのチョウ長距離爆裂弾なので引き付けるのも有効な手段。


それに対して天を選べば上記の天の素材二体を同じように捕獲することになるのですが、こちらの方は時間に多少ゆとりがあるので、クリアにはあまり手間取らないはずです。もちろん手に入る能力は違いますが、優劣はないはずです。

残りのヒロインのうちの一人、アンリエットは回復や防御など魔術系を得意とする霊体です。

一方のカミラは魔族軍の主戦力である黒の集団の隊長で、遠距離からの弓による精密な射撃を得意としています。
いずれも戦いで捕獲できればHシーン含めて楽しませてくれるでしょう。
アンリエットはルシエルと被るので使いにくいですが、カミラの方は最後まで重宝するはずです。
他にも色々でてきますが、概ね天使は契約にそのオマケがついています。また魔族も勿論ありますが、今回はヘルミィナの方の契約がかなり増えています。苦手な方用にそのシーンをオフにできるのは前回通りです。

そして最終の75説 宵闇に隠れしものをクリアすると下の場面になります。
ここで完結のはずが、再び・・・

で、ラムエルの謎を解き明かすために次回へ続く、となるわけですよ。次回があれば、ですけどね(笑)

参考までに、まだ半月ほどとはいえ同日に発売された冥契のルペルカリアはすでに143もの評価が上がっているのに対して、この魔族制圧編は僅か10のみ。さらに同じエウシュリーの5月末発売予定の天結いラビリンスマイスターでさえまだサワリ程度しか明らかになっていないにもかかわらず既に購入予定者が相当いるようです。その中のコメントにこんなものがありました。
>コンキスタとかいうクソゲーはいらないけどこっちは買います!
人それぞれ、十人十色、蓼食う虫も好き好きですから一概にはいえませんが、これが多くのエウファンの心情なのかも???
CG、キャラ、サウンドは文句なし、なんですけどね・・・

*追記 結局、続編買っちゃいました。

PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

最近の「PCゲーム」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事