出願番号 : 特許出願2013-136055 出願日 : 2013年6月28日
公開番号 : 特許公開2013-227330 公開日 : 2013年11月7日
出願人 : 株式会社ジェノミックス 外1名 発明者 : 玉井 克人 外2名
発明の名称 : 損傷組織の機能的再生促進医薬
【課題】損傷部位に幹細胞を多数動員することにより機能的組織再生を誘導する新たな再生医療の提供。
【解決手段】1)骨髄由来細胞が移植皮膚内に大量に動員され、2)動員された骨髄由来細胞は移植皮膚片内で真皮線維芽細胞、脂肪細胞、筋肉細胞、血管内皮細胞、表皮角化細胞、のいずれにも分化しており、動員された骨髄由来細胞の中に骨髄由来間葉系幹細胞が含まれている、3)骨髄由来間葉系幹細胞を末梢血から植皮片に動員しているのは、移植皮膚の壊死組織から放出されたHMGB1、HMGB2、HMGB3である、4)精製したそれらは、骨髄から分離・培養した間葉系幹細胞の遊走を促進する、5)HMGB1を含む活性物質を皮膚、脳、心臓を含む多数の臓器抽出液から簡便に精製できる、6)骨髄間葉系幹細胞を遊走する活性物質を培養細胞から簡便に抽出できる、7)皮膚抽出液ヘパリンカラム精製画分が脳損傷時に骨髄由来細胞を大量に動員する。特許資料>>astamuse 2003