これまでの…
顎変形症との闘い!?を…
軽〜く総括しようかなぁ…。
🏥2016年1月🏥
・就寝中の「歯ぎしり」「食いしばり」で右上奥歯に痛み発生。
・月イチでクリーニング通院中のご近所歯医者に出向く。
・歯科大を紹介され出向く。 ※確か金曜日
1回目は予診で終了。 痛みが出たら冷やして…と言われた。
・帰宅後から翌土曜にかけて痛み増大。
電話で冷やしていいのか再確認。 右頬にアイスノン。
・日曜日の午前中から顔が変になる。
・冷やし過ぎて人生初の顔面神経麻痺になる。
何事も経験だよなぁ…と思うが正直焦った…。
・歯科大「補綴科」と顔面神経麻痺治療のために耳鼻科にも通う。
・数回の補綴科通いの末、「矯正歯科」へ。
・痛い歯だけを治療しても簡単に再発する。
・キミの歯は「開口の受け口」👉顎変形症の治療を検討するよう通達される。
・紹介元のご近所歯医者にこれらを伝えてセカンドオピニオンを乞うと
「コレは根本的な治療のタイミングだと思いますよ。最終決定はご自身で。」
・悩んだ… とにかく悩んだ。「保険診療希望なら外科的手術が必須」だから。
しかも手術は1回ではない!!と来た。 悩むでしょ!?
・相談? 誰に? 自分の身体の事なのに?
・実は… さほど悩んでいない。 子供の頃から病院大好き! 手術はもっと好き!
・2度目の矯正歯科で「治療したい旨」を伝え、ココからスタートする。 まだ顔面麻痺してるけど。
🏥2017年4月🏥
🚨1回目の手術
・赤いラインで骨を切り… 真ん中から奥(喉方向)にかけて強制的に骨折させる。
・「急速拡大装置」を装着し毎日少しずつ… 正中口蓋縫合部を2週間で8mm拡げた。
・その後2年掛けての「ブラケット」による歯列矯正や微調整を受ける。
※保険診療の場合はブラケットやワイヤー等の素材は限定されますし
必ず「歯の表側」での装着になります。
・月1での矯正歯科通いが続きます…。
🏥2019年6月🏥
🚨2回目の手術
🚨2回目の手術
🔽 🔽 🔽 🔽 🔽
・下顎の両側を数mm〜数cm切除、引っ込めてプレートで接合。
・術後1週間程、上下歯型に合わせて噛み合わせたままワイヤーで固定(顎間固定…という)
※実際の上下歯型
※実際の画像。 チューブで血を排出。 これも1週間だったかなぁ? 忘れたけど…。
・チューブ(ドレインとも言う)を抜いて縫合処置。
・入院期間は2週間でした。 退院してもホッペタは下膨れ。
※実際の画像…は限定公開です。
・ボクの口周りの筋肉たちは頑固で強固で元に戻ろうとする力が強いらしく
せっかく噛み合った上下も左半分が噛み合わなくなり始めたのは術後2ヶ月くらいから…。
※実際の画像…短期公開です。
・この隙間を埋めるべく「顎間ゴム」を装着します。
・しかし決して若くないボクには、
加齢から来る「歯茎後退」という現実にぶつかりました。
・歯だけが伸びて歯茎が付いて来ない現状は打つ手なし…。
ゴム掛けを続けても、みっともない状態になる…と矯正歯科医に言われました。
※お金があれば「歯茎培養&移植」とか出来たかもしれないけど…。
🏥2021年1月🏥
🚨3回目の手術
・本当は予定していませんでした。
・下顎両側のプレートもそのままのつもりでした。
・2回目の手術後に1番仲が良い友人に会って言われました。 「あれ? 顎…出たんじゃない?」
・口腔外科執刀ドクターと相談しました。両者納得出来るまで…。 で、手術する事になりました。
・下顎両側の「プレート除去」
・「オトガイ形成(短縮)」
※プレート除去のついでにオトガイ形成を加えると保険診療。
オトガイ形成だけでは自由診療になります。
※除去されたプレート現物です。
✅以上1回目〜3回目の手術略歴です。
・出来てしまった噛まない隙間は、口腔外科と補綴科がタッグを組んで
方向性を探ってくれるようです…。
治療開始から丸5年間という時間が過ぎました…。
受け口は父親からの遺伝でした。
12歳から15歳まで歯列矯正をしていました。
顎が伸びないよう「チン・キャップ」なるものも被りました。
この時の約4年間で矯正歯科にかかった費用は全て自由診療だったので
トータル250万円を超えていたようでした。
高校入学で多忙になり通院もままならなくなると… この歯科医は言いました。
「矯正は身長が止まってからのほうが効率が良い…」と。
フザけた医者だと思いました。
費用を負担してくれた母親は怒り心頭で...。
こうして中途半端なまま放置して…
進学のために上京して…
歯医者さんは何かトラブルが起こった時に…
その時に居住の手近な歯医者さんで済ませる。
「受け口」という現実から遠ざかり…
こうなるまで「保険診療」が可能になっていた事や
「顎変形症」という正式な病変である事も知らぬまま
自分の寿命の半分以上が過ぎてからの大工事? いや大手術...
丸5年の間に3回も、口周りの手術を受けたわけですが
元々「病院・入院・手術... どれも大好き!」という変わった性分で
ほんと良かったと思いました。
それと素晴らしい医療チームが担当して下さっている事にも
心の底から感謝しかありません...
微調整しながらの治療はまだ続くんですけどね。
大学病院を紹介して下さった近所の歯医者さんの...
「人間の本来の嚙み合わせにしてもらって
残りの人生、美味しく食事を楽しみましょう!」
この言葉が治療の励みになっています。
もしもお子様やお若い方が
「嚙み合わせ」や「顎変形症(受け口)」で悩んでいるのなら…
リスクが少ない若いうちにしっかり治しましょう!
お恥ずかしい限りですが【自分史】みたいな感覚で
書き込んでみました。