
どうも、ウンチャワッション窯男です。
先日、福岡の活版スタジオ「文林堂」さんの紹介で、鹿児島の中央駅裏でオフセット印刷一筋40年の「アサヒ印刷」さんにお邪魔いたしました。
とても気さくな社長さんで、ちょっと珍しいピンクマスターという紙で版をつくる製版印刷を体験いたしました。
ピンクマスターはフィルムを使わず紙で版を作りますので版代が安くあがりますが、大量に印刷すると版がのびてくるので500枚くらいまでの少量印刷に向いているそうです。
もちろん、PS版(アルミの版)でもできます。
今話題のzineや、会報、などちょっと味のある印刷をしてみてはいかがでしょう。業務用の裁断機や古いミシン目の機会もありますので小冊子には向いてると思います。
場所がとてもいいですので、こちらでなにかしらのワークショップをしようともくろみ中です。
ちなみに、データ原稿は不可で、紙に出力した原稿が必要です。アナログ一筋40年!
原稿をセット
薬品をくぐって版ができあがってきます。
ちょっと乾かして
40年戦士のオフセット印刷機を調整。
エッチ液という薬品を塗ります。
版をセット。
刷り上り。
38年前に印刷した卒業文集。
前までは奥様が和文タイプライターで原稿をつくっていたそうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます