君とかぞえた夜
あの日も今日のような
風が吹いていた
あれから
いくつもの季節こえて
時を過ごし
それでも あの想いを
ずっと忘れることはない
大切なものに
気づかないぼくがいた
今 胸の中にある
あたたかい この気持ち
くじけそうな時は
涙をこらえて
あの日
歌っていた歌を思い出す
がんばれ 負けないで
そんな声が聞こえてくる
ほんとに 強い気持ち
やさしさを教えてくれた
いつか会えたなら
ありがとうって言いたい
遠く離れている君に
がんばる ぼくがいると
大切なものに
気づかないぼくがいた
ひとりきりじゃないこと
君が教えてくれた
大切なものを.....
【合唱曲 大切なもの】
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今日は、りんの1周忌。
りんの旅立ちの時間の16時47分。
早帰りだった3姉弟、ぽぽと一緒にナムナム〜
そして、愛する愛しのりんに向けてみんなで歌おうと決めていた
「大切なもの」熱唱🎤
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りんの姿が見えなくなって、1年。
“もう”1年なんだか、“まだ”1年なんだかよくわからない時間軸の中にいて。
「りん」ってワードを聞かなかった日は、マジで1日もなかったんじゃないかな、そんな365日だった。
子供達はりんが旅立った日のことを、何度も何度も何度も何度も話題にして、時にはあーだったね、こーだったね、って再現も交えて。
そうして、少しずつ、少しずつ、自分達で気持ちを整理して、みんなでえぐれた心の傷を修復しながら歩んできた1年だったかな。
りんが旅立つ3分前の動画には、りんが水を力強く飲む姿と、そんなりんを鼻歌を歌いながらビデオを回している次男の声と、やっぱりりんが求めていたのは水だった(^ν^)♪ってな感じで、自分の読み通り水を飲んだりんに、めちゃくちゃ喜んでいる私の声が入っていて。
りんが旅立ってから、しばらくして気持ちを絞り出すように、
「オレとママがりんを殺しちゃった。」と辛い胸のうちを話した次男も。。。
今では「あなたがりんを毒水で殺したんですよ(+_+)!懲役500年!!」なんて言って、ママもそれに乗っかって、何かあると「水飲ませるよ(-ω☆)!」なんていって、笑いに変えられるまでに回復。
最後の1日は、家族全員でまったり過ごして。10年目のうちの子記念日の撮影もして📸♡奇跡のような穏やかな1日で。
りんは最後の最後に、いたずら次男の鼻歌を聞きながら、水を飲んでママが笑顔で大喜びする姿を見てから旅立ったね。
1周忌の2月。
りんの所に突然のゲリラ豪雨🌧が何回もあったでしょ
それは、ママの仕業です。
ごめんねええぇぇ(´д`)ぇぇぇええ!
虹の橋の愛する子からのメッセージをなんと✨この間のママの誕生日に知ったんだけど♡
「新しい家族を迎えたとしたら、それは私からのささやかなプレゼントです。」
って、やっぱり、ぽっちゃんはりんからのプレゼントだったんだね〜♡
全く別の性格のりんとぽぽ。
真反対の性格のぽぽに、時に戸惑い、頭を抱え、りんが無性に恋しくなり泣き出す日もあれば。
逆に、今まで良くやってたわ〜✨!!って思う日もあってね。
ぽぽが来てから、“たら”、“れば”で、自分を責めることがなくなったんだよね。
その“たら”、“れば”は、例えて言うなら、走り終わったマラソンと一緒で、あとからなら、何とでも言えることだと気づいたから。
その時の状況、心のゆとりは今と全然違うわけで。
そこを責めてもね。
家族だからこそ、遠慮のいらない関係で。
お客様じゃない、遠慮のいらない関係だからこそ、亡くなった後の“たら”、“れば”も多くなるんじゃないかな。
お客様だったら、毎日おもてなしをするけど、家族は気なんて使わないでしょ〜
“今も家族みんなが、りんのことを大切に想っていて♡、家族みんながりんのことが大好き♡で、みんなで気づけば、犬のいる暮らしに沼落ち✨してた”
きっとこれがりんと過ごした10年がどんなものだったかの答えなんじゃないかな。
人間の子供は、立派な大人に育て上げるのが子育てのゴールだとしたら、犬は、自分が看取らなければいけない我が子だったんだね。
りんを看取れたこと、それは悲しい別れだけれど、立派に育て上げた✨からこそなのだとママは胸を張るよ(*´ω`*)!
“優秀な子も、おバカな子も、どっちも可愛ぃ♡”
“死んでからの後悔は、経験した人にしかわからない”
“命とは生きるということだ”
“なんで命を大切にしなければならないのか?
家族が悲しむから”
“りんが教えてくれた、すべて教えてくれた”
“人はいつか死ぬ”
“りんは心に残る犬だった。なんでだろ~
それほど愛してたんだよ♡”
これらの言葉は、何気ない会話の中で、子供達から発せられた言葉達。
3姉弟は、この1年で心も体も【態度も】大きくなりました。
思春期。
自分に自信が持てなくなってしまうことが多いこの時期に、りんからぽぽへとバトンが繋がれたこと。
きっとこれは、偶然じゃなくて必然だったのかな。
ぽぽがりんからのプレゼントだと知って、より強くそう感じるよ。
りんもぽぽもどっちも大好きで比べられなくて、違うから良くて、それが個性で。
違うからこそ埋もれず、存在感を放つ。
“自分は代わりがいない、唯一無二の存在”なんだってことを、子供達が自分で体感して、良いところも悪いところもひっくるめて、自分なんだって、自己肯定感爆上がり。
命の大切さを、これほどのものなのかと痛感した3姉弟は、きっとこれからの人生で自分の命も、他の命も大切に生きていくと思う。
そして、私も
“命は自分の為にあるものじゃない、自分が死んだら悲しむ人の為にあるもの”
“命って当たり前にあるものじゃない”
“明日も同じ日が続くとは限らない”
“全てのことは、無限ではなく有限”
“日常こそが、幸せのかたまりで。喪った時に1番戻りたい場所”
だってことをりんから学んで。
そして、口うるさくなってしまいがちな思春期の子供達だけど。
“生きてさえいてくれれば、なんでもいいやっ!!”
という、私の子育ての軸が出来た。
2011年、3月20日。
あの日、りんに出逢えたこと♡
全てはこの日から始まって、本当に言葉にはならない感謝でいっぱいだよ
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今日は、晴天☀
今日の夜ご飯は、子供達のリクエストで、りんが旅立った日に食べたカップラーメン。
子供達とパパで、サーモンのお刺身とカップラーメンを買ってきてくれたんだよね。
(ママは、食欲わかなくて食べれなかったね。)
今年は、サーモンのお刺身じゃなくて、みんなの大好きな手作り餃子を作って、ママも美味しく食べました♡