花のある日々 リンリン

「みんなの花図鑑」というサイトから移行して、新たに花のブログを開設します。

ヒガンバナ

2017-09-25 18:53:20 | みんなの花図鑑


秋の彼岸は9/20日に入り、明日の26日にあける。
数年前に他界した二親の墓参ということも考えなくはなかったのだが、
何分、四国愛媛の端は遠い。それに6月の祥月命日に帰ってもいる。
それで気にはなりつつ、許してほしいという気持ちが先に立つ。
良くないことだと自省しつつも・・・。

ヒガンバナは不吉な花とも言われる。確かにそうなのだろう。
でもそれは人の思いがそのように思わせるだけだ。
仏教では天界に咲く天井花でもある。曼殊沙華だ。花に罪はない。

それはともかく1000もの別称がつけられているそうだ。
とてもではないが覚えきれるものではない。

秋の彼岸の頃に咲くヒガンバナも、もうそろそろ終わりだろうか。
まったくもって花の命は短い。
今年はこの花の名所に行って鑑賞し、撮影したわけではないのだが、
そこかしこに自生しているのを結構見ているし、
もういいかなという気にもなっている。







そろそろ別の秋の花たちも本番を迎えつつある。
本日撮影したものを出します。











最後は花ではなくて鹿威しの水流、手のひらサイズのコンデジだったので、この程度にしか撮れません。

以下は私のサイトのヒガンバナのページ。

ヒガンバナ

ホウキギ(コキア)

2017-09-04 14:31:17 | みんなの花図鑑

ホウキギ

「ホウキギ」という植物がある。

昔から知られている植物で、ハハキギ・ホウキグサ・ニワクサなどの別称もある。
よく知られていたのは生活用品として使われていたからだろう。
その名の通り、箒の材料となる。各家庭では箒を作るために、この植物を
植えていたらしい。無数の細い枝が秋には固くなり、箒にするにはちょうど良い。
信濃の国の歌枕にもなっている。


 あはざらむことをば知らず帚木のふせやと聞きて尋ね行くかな
                   (西行・山家集)

 園原や伏屋におふる帚木のありとはみえて会わぬ君かな
                   (紀友則・新古今集)

 数ならぬ伏屋に生ふる名の憂さにあるにもあらず消ゆる帚木
               (紫式部 源氏物語「帚木」)


 歌に詠む場合は遠くからは見えるけど近づくと消えて見えなく
 なるという帚木の伝承に拠って詠まれています。
 遠くからははっきりと見えるけれども近寄れば見えないという
 ことに例えて、離れているうちは情愛が濃さそうに見えながら、
 いざとなれば逢ってくれない冷たい女性のことを指しています。
                 (私発行のマガジンから抜粋)











食用にもなり「トンブリ」とも言われているようだ。
「畑のキャビア」とも形容されているらしく、おいしいようである。
でも1ミリから2ミリの大きさの実では食べ応えがあるのだろうか・・・。なにぶん小さすぎる。

私の頁の「ホウキギ」

この植物の紅葉もきれいである。
尚、花名に「木」とはついていますが、木本ではなく一年性の草本植物です。

以下は9/3の植物園のもの。整理して後日に別の「おかずブログ」に
出す予定です。








 



ママコノシリヌグイ

2017-09-02 21:44:15 | みんなの花図鑑

ママコノシリヌグイ

茎に棘もあり、よく広がる厄介な雑草なのだが、天気などの条件が良い時に
見たら、驚くほどにきれいに見える花である。

でも花期が長い割には、きれいに見える時は少ないように思う。
同じタデ科でよく似た花に「ミゾソバ」があるが、こちらはいつ見ても
綺麗に見えるのとは対照的な気もする。
もちろん、そのきれいさには大きな差異があるわけでない。







三番目が「ミゾソバ」。開花した花はママコノシリヌグイよりは少し大きいだろう。


一週間ほど前に撮影した他の二枚も出しておきます。
オオニシキソウとニシキギ。オオニシキソウは2-3ミリほどの花です。





私のページの 「ママコノシリヌグイ」。

ミソソバ」です。