いつもと変わらず、のんびり顔で出迎えてくれた凛(~o~)
『おはよう~!!元気だった~?今日もよろしくね。』
挨拶も終わり、気分上々・・・ のはずが(ToT)/~~~
ふと気づくと、岩塩のトレーに・・・てんこもり・・・(お食事中の方、ごめんなさい。。m(__)m)
何か気に入らないことがあったようです。(何かがあると、たま~にこんなことをシデカスのでした。)
あ、もしかしてこの間のさく癖防止ジェル?かしら^_^;
朝トレは普段どおり出掛けてくれましたが、きっと欲求不満だったのでしょう。
ちょっと外でのんびりするといいね(^_^)
秋の陽気に、のんびりとした時間を過ごしました。
「てんこ盛り」…。失礼ながら爆笑してしまいました。
だって、自分がなめるためにおいてある岩塩なんでしょう?こともあろうに、その上にするなんて…。
よほど鬱憤が溜まっていたのでしょうね。何となく、気に入らないことがあって大好きなお菓子の皿を
ひっくり返した子どもの頃のことを思い出してしまいました。
でも、きららと一緒に放牧してもらえてよかったね、凛。
さて、大事なことをすっかり忘れていました。9月の北海道旅行のご報告です。夏にあれほどPRして
おきながら、今頃になってしまったことをお許し下さい。
2日間の日高滞在中は天気にも恵まれ、最高でした。総勢5名のミニツアーでしたが、みなさん
それぞれ馬に対する想いは強く、中身の濃い旅でした。
最初に訪問したのが、カネツクロスという馬です。名前からも想像がつくように、凛と同じタマモクロス
産駒ですが、芦毛ではなく鹿毛です。
どういうわけかタマモクロスの産駒は、牝馬は芦毛の活躍馬が多いのに対し牡馬は芦毛以外の活躍馬
が多いのです。不思議ですね。
そして浦河に向かい、ナイスネイチャ(この馬はご存知ですよね)一族の待つ、W牧場へ。
ナイスはもちろんのこと、その母ウラカワミユキに会うのが、実は一番の目的だったのです。
ミユキは今年26歳。あのシンボリルドルフと同期です。ルドルフには去年会っていますが、両馬とも
ちっとも老け込んでいません。
彼女は既に繁殖を引退して、コーセイという重賞勝ち馬とペアで放牧されています。実は、去年も
ここを訪問しているのですが、ふたりはきららと凛のようにいつも仲良しです!
今回は仔馬の放牧地に入り、仔馬と一緒に鬼ごっこをして遊んだので、去年ほどミユキとコーセイとの
時間は取れなかったのですが、にんじんをおいしそうに食べてくれましたし、私とツーショットの写真も
撮っていただいたので大満足でした。
彼女の体の温かかったこと!当たり前ですが、馬という生き物の優しさ、温かさ、美しさを痛感
しました。
翌日もいろいろな馬と会いました。1986年の天皇賞馬サクラユタカオー、2002年の菊花賞馬
ヒシミラクルなど…。しかし強く印象に残ったのは、地方競馬の英雄、ブライアンズロマンでした。
今はなき宇都宮競馬を拠点に、64戦43勝の素晴らしい蹄跡を残して種牡馬入りした彼ですが、
種付け数は少なく、昨年種牡馬を引退し、「引退馬ネット」の仲立ちでA牧場に終の棲家を
見出しました。もし「引退馬ネット」の力がなければ、処分されていたかもしれません。
現在は「ブライアンズタイムの会」の有志の力で支えられています。(私もほんのささやかではありますが
協力いたしました)
父譲りの黒鹿毛の迫力ある馬体、それと対照的に人に従順な性格。今の自分の立場を知っている
かのようで、「賢い馬だな」と想わされました。ここでもツーショット写真をパチリ。
最後に会ったのが1997年の有馬記念馬シルクジャスティス。放牧地の奥にいて、なかなか
近づいてきてくれません。
そこで一計を案じたリーダー格のOさん、赤い帽子とにんじん色(?)のジャケットを取り出して、
帽子を被り、ジャケットを振って懸命にアピール。するとあら不思議、ジャスティスがこちらに
歩み寄ってくるではありませんか!
やがて牧柵のところまで来てガリガリやり始めましたが、その表情がやんちゃな少年のようで
とても可愛かったです。
こうして「日高・馬の旅」は終わりました。幸せな二日間でした。お世話になった方々に、改めて
感謝です。
解散後は私は札幌→網走→知床斜里→釧路→札幌と鉄道でぐるっと回ってきました。知床半島
にも行きたかったのですが、予定日に限って雨が降ってしまい、断念しました。
行きは飛行機でしたが帰りは夜行列車で北海道の余韻に浸りながら、眠りにつきました。
以上が私の北海道旅行記です。冗長で申し訳ございません。少しは、私の馬に対する気持ちが
お伝えできたでしょうか?
ブログ、いつも楽しみにしております。これからも、宜しくお願い申し上げます。
P.S. 18:36投稿の分は書きかけで投稿してしまったエラーです。お手数ですが削除願います。
北海道旅行記、楽しく拝読させていただきました。らすかるさんの、本当に馬好きな想いが伝わってきました。
そうですね。凛の姉妹には芦毛、兄弟には色毛が多いですね。。。
あ、最近、凛の現役時代のパドックやレース中の写真を今更ながら入手し、また凛のアルバムが増えまして、自己満足の世界に浸っているところです(~o~)
凛の現役時代は、私もまだ馬の世界を知らずにいたころで、こうして今になってその様子を知ると、競走馬たちの一生を切なくも感じたりします。でもそれと同時に、今ここにこうして集っている仲間達が、尚一層愛おしく感じられます。
らすかるさんが会いに行かれた馬たちは、それこそ脚光を浴び、記録と多くの方々の記憶に残っている馬たちばかりですね。
引退後も、ツアーで皆さんに会いに来ていただけるなんて、なんて幸せな子たちなのでしょう\(^o^)/
いつまでも老け込まず、若々しく・・・これは、生あるもの全ての永遠のテーマかも知れませんね(^_^)
『仔馬と一緒に鬼ごっこ』
いいですね~!!私たちも、たまに凛やきららと鬼ごっこをしますが、身体の大きくなった馬と遊ぶのは、結構身の危険を感じることもあり^_^;(馬たちは、遊びに一生懸命になると、すっかり私たちとの違いを忘れてしまうこともあったりして。。。)
仔馬と遊んでみたいデスね(~o~)
ブライアンズロマン君にも会われたのですか。
こちらにも引取りのご依頼を頂き検討しましたが、その最中、「引退馬ネット」での募集が決まり、会えず仕舞いで気になっていましたが、元気に過ごしているということで安心しました。良かったです。
彼らは、それぞれ本当に様々な性格を持っていますが、自分の状況、立場、こちらの気持ちなど、一瞬のうちに汲み取ってしまうようです。時折、彼らのほうが私たち人間を把握しているんじゃないかと、見透かされているような気分になることもあります^_^;
時にはやんちゃに困らせられたり、心配させられたり、腹を立てさせられたり。。。
気持ちが通じているのかさえ分からなくなってしまうこともありますが、彼らのストレートな表現に向き合ううち、生きることの原点を思い出させてもらっている気がします。
本当に、彼らの素晴らしさは言葉では表現できないくらいですね。。。
ひだまりも、短い秋を駆け抜けて、もうすぐ寒い冬がやってきます。
人のほうがめげてしまいそうですが・・・
寒くて手がかじかんだときには鬣の下や前肢の間の柔らか~いところに手をつっこんで・・・(~o~)寒さは馬に引っ付けば即解消です。温かいですよ!!
私は冬は冬で、こんな馬との時間が持てて案外好きなのです~
今年は馬だけでなく、人のインフルエンザも警告が出ているようです。
らすかるさんも、皆様も、十分気をつけましょう(*^^)v
ありがとうございました