
昨年の台風15号で大きな被害を受けた千葉県鋸南町。
その保田地区にある観音寺もまた、かなりひどいダメージを受けました。
その観音寺、檀信徒役員さんや工務店さんほか多くの皆さんの協力、努力が実って、いよいよ屋根の瓦葺きが始まりました。
去る28日、昌竜寺に法務で出かけた折に様子を見てきました。
桜咲くこの時期に間に合ったことがちょっとうれしい。
もちろんコロナウイルスの影響で花見どころではないですけれど、それでも華やかな気持ちで寺門の再開を迎えることができるのは心が弾みます。
保険金が思った以上におりたことから、屋根瓦は全部交換できることになり、葺き上がったら本当に面目一新することになります。
外周もきれいに板張りで仕上げあります。
正面玄関はサッシにしました。
これで海風が吹き込むこともありません。
外トイレも落ち着いた感じに修復。
屋内の作業もおおよそ完了。
あとは畳を入れ、昌竜寺に避難させた仏具を入れるだけです。
壁の張替えと柱などの灰汁洗位のおかげで、雰囲気が明るくなりました。
江戸時代の彫刻も、あらためて掲示してあります。
お施主さんの名前でしょうか、ひとつひとつに字が書いてあります。
もともとの寺の大きさをうかがわせる、立派なものです。
最終的な仕上げは4月半ばになるでしょうか。
もうすこし、楽しみに待ちましょう。
今日は報告だけ。
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おまけ
今朝、日課の大池公園までのお散歩の途中で雪だるま発見!
桜と雪ダルマなんてなかなかないよね。