ハイカラ処 【懐 古 舘】

永い眠りから覚めた道具達が集う空間“懐古舘”
古道具・骨董・アンティーク・古家具
      


     

盛岡タイムス Web News 2017年4月17日 (月)北窓開きアンチック市 盛岡市紺屋町 

2017-04-19 21:39:06 | 日記


開幕したアンチック市

 紺屋町奥州懐道アンチック市は16日、盛岡市紺屋町かいわいで開幕した。紺屋町町内会(平井興太郎会長)が実行委員会を組織して運営。初日は県内外39団体が出店した。明治期や昭和初期の民具や玩具、古書、古着などが店舗などの軒先に並んだ。掘り出し物を求めて市内外から大勢が訪れた。出店者と常連が5カ月ぶりに再会し、談笑する姿も多く見られた。11月まで毎月第3日曜の午前8時から午後3時まで(雨天中止)。

  会場は東北電力盛岡営業所から佐々木硝子店まで約350㍍。16日は午前4時半には出店者が集まり始め、6時ころに常連らが訪れたという。今回飛び入りで宮城県名取市からの出店があった。最大41区画の出店が可能。

  秋田県大曲市の古物商、佐藤等さんは出店18年目。全国から仕入れた大正~昭和初期の調度品やアルマイトの弁当箱、食器類など多彩な品物を並べた。

  「古物商になって15年。副業時代から出店している。若い人から年配まで訪れる分、目当てのものもバラエティーに富んでいる。飾るものより実用的なものを買い求めている。完璧な状態よりもさびていたり、使った形跡のあるものなど、こだわりがある」と話す。

  花巻市から訪れた女性は「開幕を待っていた。掘り出し物があるので期待している。ゆっくりと全部見ます」と話し、熱心に各区画を回った。

  1984(昭和59)年から始まり、33年目。実行委の佐藤敏昭会長は「今年度は町内会とも相談して、さらに出店場所を確保しながら、町内のにぎわいを盛んにできれば」と張り切っていた。