クスノキのエキスを集めて作る樟脳は長い間、防虫剤として使用されてきたそうです。
内野樟脳は明治初期から150年もの間、国産クスノキを100%使った樟脳を作り続けたが
しかしナフタリンという合成防虫剤の出現により樟脳の需要は激減。
かつて内野樟脳がある長田地区には10軒も樟脳製造所があったというが今ではここのみになってしまったとの事。
完成した樟脳は衣類や書籍の防虫剤、オイルはアロマオイルとして利用。
化学原料を一切使用していないため、体に優しい製品が出来上がり
部屋に置いたアロマは精神をリラックスさせる効果があり
まるで深い森に入ったかのようなその香りの虜になる人は多いという。
小さな樟脳のかけらをバッグの中に入れておくと、開けたとき 爽やかな香りが漂いホッとします。
シンポジウム開催のお知らせ
10月24日(月)午後1時30分~ ホテル樋口軒(筑後市)において
伝統産業の樟脳とまちづくりを考えるシンポジウムが開催されます
参加費は無料だそうです。興味のある方は是非、参加してみては!!
「内野樟脳」
http://www.crossroadfukuoka.jp/event/?mode=detail&isSpot=1&id=400000006489