月姫亭-第六章-

Risunyaのオリジナル詞華集と楽曲

【lyrics】さくらありす

2022-03-26 | 詞華集2009
いつからか夢見ることを 
誰もみな忘れるなら 
群れをなす大人よりも 
孤高な乙女のままで 

可憐に咲き 雅びに散る 
さくらのように 
虚飾に満ちた廃墟で 
美しくあれよ、と 

腐蝕した灰煙が降る 
眩しさを失くした空 
穢れゆく時代の隅 
あなたはあなたのままで 

気高く生きることを、 
孤独と哂われようと、 
あなたを祈りつづける 



あなたは さくらありす 



--------------------(2009年)



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