世の中捨てたもんじゃありませんな。
ヤフオク落札したバイクを指定されたデポに取りに行くとタンクは空っぽ。ま、出品に際してはタンク内写真は必須ですから解らなくはありません。デポのお兄ちゃんから聞くとちょっと高いけど近くにスタンドがあるらしい。
「あれ⁈ハイオク?」
道すがら疑問になったので調べたら違うらしい、で、到着。
系列店じゃ無いスタンドなんて珍しい。
見ると3人がかりで灯油配達車両の上で作業中。まさに『寄ってたかって』状態。なんか新鮮です。
「おーGSXだね、俺の友達が前期型乗ってて、、、」「仕事!」おかみさんらしき人に遮られる(笑)
「ここでエンジン掛かるか試していいですか?」「じゃあそっちの奥で」なんてやり取りから、始動を試みますが"音が軽い"ただ回ってる、、、、
するとそこへ良い音響かせてカワサキのバーチカルツインが過ぎ去って、、、あれ?給油?常連さんらしい。給油中のスクーターを覗き込んで寄ってきてまたしても『寄ってたかって』状態(笑)最後は「愛情が足りねーんだな」を皆が連呼して終わった。
老眼でコックの文字が見えない私は写真を撮り拡大をして方向を確認してみたり、チョーク引いたり戻したり、メインスイッチONOFFしますが、、、掛かる兆しもない。W1のおっちゃん、従業員らしき人と「押してみっか」あら?すいませんね。で店の前で二人に押してもらいクラッチパンっと、、、そのままエンジンはクランキングしていても"えらく軽い"音がね。
こりゃ燃料いってねー、って話になってキャブのドレンを回すが出てこない。リザーブに切り替えると、、、ポタポタと来た!4気筒分それぞれ燃料確認してそのまま始動。すんなり始動、、、するもどうも「フゥオーーン!」といかない、こもった感じなんですがしゃーないのでそのまま回して、「じゃアイドリング上げとくか」ってギャブレター中央下にある調整ニードルででちょい高めに。げげっ、そんなとこにあったんか、知らんかった、もう一台持ってるのに!とは告白しませんでしたけど(笑)
聞けば従業員だと思ってた人はまたしても常連さん。むっちゃ我が家のように工具を出してくるからてっきり店の人かと。何気にベストは『Rough&Road(ラフ&ロード』、聞けば個人の電気屋(工事のほうね)やりながら30年ほどライディングスクールの講師もしてると言う方、「はあっ⁈」どんな肩書きやねん(笑)名刺も貰いました。
あ、タイトルと合ってませんね内容が、、、まあ色々あったって話です。運送屋さんに戻り仕事帰りのスラックスの上にオーバーパンツを履いて、上着のショートコートのインナーをつけて、実は自宅がご近所だったお兄さんに見送られ帰路へ。
13キロ程あるそうです「えっ、エンジンかからなかったら?」「押して、、、」「ええっ⁈」ぐらいのやりとりはありましたね、エンジン掛かる前に。
エンジンは快調では無く、回転落とすとカブリ気味になり何度か止まりつつもフォンフォンしながら走ってましたが登戸駅前でストップ、、、はい、やっと来た!ここから自宅の距離が9.7kmで御座います(^_^;)