シン・ケニーのひとりごと通信

マイルス・テラー主演「ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男」第7話「ミスター・プロデューサー」

1972年に公開され、同年度のアカデミー賞で作品賞・主演男優賞・脚⾊賞を受賞した映画「ゴッドファーザー」。映画のプロデューサーを務めたアルバート・S・ラディを主⼈公に、名作誕⽣の舞台裏にあった危機を描くドラマ マイルス・テラー主演「ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男」第7話「ミスター・プロデューサー」見ました。

 

 

編集前の映像を見て不満を抱いたバリーがクーデターを企てるが、ラディがコッポラとパチーノを降板の危機から救う計画を思いつく。ガンビーノは、再び大規模な集会を開催しようとするコロンボに疑惑を深めていた。
「ゴッドファーザー」のオープニングシーンの結婚式でのドン・コルレオーネが頼みごとを聞くシーン、書斎でのシーンの撮影の合間。セットの外にいた猫が迷い込み、マーロン・ブランドが抱えている姿を見たコッポラが、「これで移行」とするシーンに鳥肌。最初に映画を見た時は、「007」のブロフェルドかと思ってた違和感が少しあった猫も、こんな形で登場することになったなんて、ワクワク。一方、コロンボの方は、ム所から出てきたクレイジーギャロがどう出て来るか分からない状態で不安定ですが、自分が面倒を見ると親分仲間には言いますが。。。微妙ですね。ギャロが「ゴッドファーザー」映画をどう邪魔するかまだ見えてませんが、緊張感が高まりますね。撮影現場もコッポラの目指す光と闇のコントラストが撮影監督のゴードン・ウィリスの理解を超えており、一触即発状態だし、ラッシュを見たバリーは、チャーリーにパチーノを下ろせとせっつく有様。どうやらあのいけ好かない奴らが企んでいるみたいで胸糞悪いですね。そしてその危機を救うためにラディが提案したのは、チャーリーの前で、レストランでのソロッツオと警察署長の暗殺シーンを撮ることを画策。このシーンを見せることなく、チャーリーにこの映画にはアル・パチーノが必要であることを見せるのはお見事でした。さらにコロンボの手下シーザーのつてから、映画で重要な馬の首を張りぼてではなく、本物を用意するシーンに拍手喝采。映画では本物を使ってないと思いますが、素晴らしいフィクションかと。そしてついにラディの頼みの綱、コロンボがガンビーノのたくらみで集会で狙撃されるという悲劇。まさしく、安倍元首相の狙撃シーンを彷彿させ、非常に怖かったです。
☆☆☆☆3/4

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