シン・ケニーのひとりごと通信

マイルス・テラー主演「ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男」第6話「誠実な男」

1972年に公開され、同年度のアカデミー賞で作品賞・主演男優賞・脚⾊賞を受賞した映画「ゴッドファーザー」。映画のプロデューサーを務めたアルバート・S・ラディを主⼈公に、名作誕⽣の舞台裏にあった危機を描くドラマ マイルス・テラー主演「ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男」第6話「誠実な男」見ました。

 

 

ラディは記者会見による波紋に対処する。エヴァンスはパラマウントを救う方法を考える。ガルフ・アンド・ウェスタン、パラマウントとマフィアの騒動により初日の撮影が中断に追い込まれ、ベティが行動を起こす。
これは間違いなく、今年ベストのドラマであること、そして助演男優賞はエヴァンス役のマシュー・グードに与えたくなる、素晴らしい活躍、素晴らしい演技でした。特に取締役会でのスピーチは心のダム決壊しましたね。映画を愛する人、映画作りを愛する人たちが拍手喝采したに違いない名スピーチ。さらに撮影中断の危機を救ったのは、なんとベティですよ。肝っ玉ありますよね、秘書の分際でコロンボのところへ行って頼むわけですから。しかし、このドラマ、バリーだけがいけすかない奴ではなく、現場で口を出すジャック・バラードは勝るとも劣らないいけ好かない奴ですよね。コロンボの方が良い奴に見えて来るわ。それにしてもはめられたとはいえラディの軽率な行動は、パラマウントを高価な株価で売ろうとしていたチャーリーやバリーを怒らせ、世間はパラマウントへ非難の声をあげ、「ゴッドファーザー」にとっては踏んだり蹴ったりな撮影初日になりましたね。どんな結果になるか分かっているし、ラディはこれまでどんな困難も乗り越えてきたので安心すればいいのですが、それでも高まる緊張感を演出する製作陣が素晴らしいです。
☆☆☆☆☆

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「テレビ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事