三枝(ディーン・フジオカ)は、偶然再会したかつての恋人・小百合(矢田亜希子)が「プラトン」で挙式予定だと知る。感傷に浸ることなく、宴会部門の改革に着手する三枝は、巨額の損失を生む悪質なキャンセルへの対応を、周(加藤雅也)の力を借りて乗り切る。そんな中、小百合が挙式をキャンセル。三枝との再会が理由ではと気をもむかすみ(阿部純子)は、ある行動に出る。
結婚式はホテルではありませんでしたが、何回かホテルの結婚式やパーティーに出ました。ホテルの重要な収入源ですから大切。しかし、今までのエピソードとやや違ったのはバンケットに働くホテルマンの話ではなく、使うゲストの話でした。予約キャンセルして逃げるゲストの姿がかつてインバウンドのゲストで大量の予約を入れながら勝手にキャンセルしたり、ノーショーでお金を踏み倒したり、食べ放題です食べきれない量を皿に持ったり、タッパーなどに入れて持ち帰る民度の大変低い国の人たちがいたのを思い出しました。そう、あの大国です。三枝総支配人が毅然とした態度を取る姿、痛快でした。また、三枝総支配人がかつて愛した人の話もたっぷり描かれていましたね。ひとりの女性を娶るのではなく、ホテルと結婚した男を感じました。
☆☆☆3/4