ファイル共有ソフト「Winny」の開発者である金子勇さんの実話を基に描くヒューマンドラマ。東出昌大Ｘ三浦貴大主演Ｘ松本優作監督「WINNY」見ました。
2002年、金子勇(東出昌大)は、ファイルを簡単に共有できるソフト「Winny」を開発し、2ちゃんねるに試用版を公開。そのシステムがシェアを伸ばしていく一方、Winnyによる違法アップロードが社会問題に発展していく。違法コピーした者たちが逮捕される中、開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑で2004年に逮捕されたため、弁護士の壇俊光(三浦貴大)が弁護を引き受ける。
面白い❣️2002年はインターネット何爆発的に広まる中、迷惑メールをはじめとして、機密漏洩など、インフラの脆弱性が叫ばれる中、パソコンヲタクたちは、さまざまな方法でインターネットの中の世界でつながりはじめていた時代。あの頃は、会社のパソコンで2ちゃんねる見て、ネット情報を上に上げていましたね（笑）Winnyの存在を知りませんでしたし、最高裁まで行く案件だとはびっくり。ソフトの開発者が逮捕されるという世界に類を見ない刑事事件がどう起こったのか、どんな思いで裁判は戦われたのか序盤から中盤にかけては、鳥肌が立つほど面白く、瞬きすらしたくなかったですね。後半、この映画をどうやって締めくくるのか、期待と不安が半々でしたが，史実に基づいたところに落とし所を持って行ったために、劇的なエンターテイメント映画にはなりませんでしたが，面白い映画でした。メガネのせいかもしれませんが，予告編の時から東出昌大には見えなかったのですが，素晴らしい演技を見せてくれました。彼を弁護する三浦貴大も大熱演でしたね。なかなか陽の当たる派手な映画ではないですが，僕は好きです。
☆☆☆☆
