信長(岡田准一)の幕府軍と共に、朝倉義景との戦に臨むことになった家康(松本潤)。だがその頃、長政(大貫勇輔)は謀反を決意していた。浅井・朝倉の両軍に挟み撃ちにされれば、織田・徳川連合軍はひとたまりもない。市(北川景子)の心中を察した侍女の阿月(伊東蒼)は、謀反計画を知らせるため、信長が陣を敷く金ヶ崎へ向かう。一方、家康は浅井軍の不審な動きに胸騒ぎを覚え、金ヶ崎からの撤退を信長に進言する。
選挙で、1週間飛びましたが,妹の嫁ぎ先浅井長政の裏切りによる織田信長最大のピンチ,金ヶ崎の退き口にまつわる逸話、市の小豆袋の話をふくらましたエピソード。お市と阿月は小豆を袋に詰め「おひき候へ いち」の文を入れ、家康に届けるよう使いを出したが、長政の家臣に見つかり、失敗。「あの方(家康)は幼い頃、私を助けてくれたんじゃ。次は私が、助けて差し上げねばならぬと思っておったのに」「阿月が、参りましょうか。金ヶ崎へ知らせに。走って」浅井の小谷城から金ヶ崎へは10里(約40キロ)まるで走れメロス、身体を張った阿月の走りに,阿月の過去と市への思いをブラッシュバックさせた見事な演出。「さがす」「空白」でマイブレイクした伊東蒼の熱演に心のダム決壊しました。
☆☆☆☆