今シーズンTBSの日曜劇場は、全盲のFBI特別捜査官と、警視庁の刑事がバディを組み、事件の解決に挑む姿を描く黒岩勉脚本X福山雅治X大泉洋主演「ラストマン-全盲の捜査官-」第10話/最終回 最終章 後編25分拡大スペシャル見ました。
泉(永瀬廉)が病院に搬送される一方で、一連の事件の黒幕が弓塚(石橋蓮司)だと確信する捜査員一同。皆実(福山雅治)や心太朗(大泉洋)らに手を引くよう圧力がかかる中、佐久良(吉田羊)の班が事件にある暴力団が関わっていることを突き止めた。佐久良らの覚悟を感じた捜査一課係長の今藤(今井朋彦)は、皆実の助言を受け、暴力団サイドから弓塚との関係をひそかに探るよう命じる。そんな中、皆実と心太朗は、かつて鎌田(津田健次郎)と皆実の母・勢津子(相武紗季)が働いていた料亭の元同僚に会って話を聞く。
とにかく素晴らしいドラマでした。
盲目のFBI捜査官と型破りな殺人犯の父を持つ刑事のドラマは、最初から日米捜査員交換プログラムと仰々しい上に、テレ朝の刑事ドラマを彷彿させる政治家と警察の癒着など大風呂敷を広げながら、ドラマのTBSの看板に偽りなく、日曜劇場の感動をてんこ盛りにした最終回でした。ラストスパートは、皆実の「大物政治家や暴力団 土地取引など 何やら大げさな話題ばかりに 目がいってしまいましたがこの事実を知り 触れてはならないパンドラの箱に入っているのは もっと小さな 秘密なのでは無いかと」」から始まる41年前の事件の真相は、見ながら心のダムが大決壊。父の願い、母の思い、愛され、幸せな家庭に育つはずの兄弟の悲しくも切ない、物語でした。「来週会いましょう」の皆実の言葉に心太朗以上に驚きました。愉快、痛快、爽快なドラマ、シーズン2?アグリーです!
☆☆☆☆☆
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