今シーズン夏の日曜劇場21時のドラマは、スポーツマネジメントの業界を舞台にしたヒューマンドラマ。福田靖脚本X]綾野剛主演「オールドルーキー」第8話「飛び込め! プロの女子バレーボール選手」見ました。
契約中のバレーボール選手・舞(田辺桃子)にイタリアの強豪から移籍の話が届く。だが、舞は現在の所属チームを優勝させたいと移籍を断る。舞の判断に怒った高柳(反町隆史)は塔子(芳根京子)に説得を命じ、かほり(岡崎紗絵)には塔子に付くよう指示。新町(綾野剛)やかほりと共に、コーチの宮野(大谷亮平)の下で猛練習に励む舞に会った塔子は、彼女が迷う理由が分からず…。
決して嫌いなドラマじゃないし、むしろ好き。それでも新町が、新米のくせして、自分の案件だけでなくほかの案件に首を突っ込むのがお仕事ドラマとしてはリアルさに欠けると思うんですよね。今回も女子バレーのプロ選手のイタリア遺跡。躊躇する理由をアスリートによりそって考えるのは決して悪くないけど、どうにも新町案件ではなく塔子の案件だし、どういうわけかかほりまで入ってきて、なんか、最後は恋バナみたいにオチをつけさせるのは脚本家がよく練っていないような気がしますね。もちろん、そんなことはないでしょうが。。今回のエピソードで一番良かったのは新町の奥様が出張でこのエピソードにほとんど関わらなかったことじゃないでしょうかね。彼女が出ると、誰が主役かわからなくなりますから。やっぱり、お仕事ドラマとして、僕らにきちんちとスポーツエージェントを教えて欲しいし、その中でプロのアスリートたちの苦しみ、悩み、喜びを見せてくれることが一番望まれているのではないでしょうか。恋バナでお茶を濁すならスポーツエージェントである必要はないです。
☆☆☆1/4