2022年NHK大河ドラマは、通算61作目、三谷幸喜脚本X小栗旬X小池栄子主演「鎌倉殿の13人」第32話「災いの種」見ました。
後鳥羽上皇(尾上松也)は頼家(金子大地)が危篤と知り、考えを巡らせる。鎌倉では、政子(小池栄子)の元に義時(小栗旬)や泰時(坂口健太郎)らが集まり、新たな体制について話し合っていた。そんな中、比奈(堀田真由)は一人で思いにふける。一方、先を見据えるりく(宮沢りえ)は時政(坂東彌十郎)に、京との関係をより深めるよう説く。りくの提案に、息子の北条政範(中川翼)は胸を高鳴らせる。そして、義村(山本耕史)は…。
もはや僕には「ゴッドファーザー」X「スターウォーズ」(笑)とにかく面白い❗️不謹慎だとは思いますが,女、子供まで殺め、災いの種を根絶やしにする残虐さは、時代だからで片付けられないかもしれませんが、ワクワク、ドキドキ。闇に落ち、非情さが増してきた義時を小栗旬が見事に演じる一方で、仁田の自害には責任を感じるところは、マイケル・コルレオーネかと。比企の一掃に手を貸した比奈が自ら、義時と別れ、鎌倉を去って行くシーンには切なくて哀しくて心のダム決壊しましたね。頼家が目を覚ましたことが、新たな火種になることや、生きていたのか比企尼の善哉(後の公卿にして頼家暗殺者)に言い聞かせるところは、「地獄の黙示録」のマーロン・ブランド並みの怖さ…ホラーだわ。またまたあっという間の45分。
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