人形歴史スペクタクル 平家物語 第二部 栄華(3)「皇子誕生」見ました。
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1178(治承二)年、高倉帝の中宮となっていた清盛(声・風間杜夫)の娘・徳子は皇子を産む。清盛にとっては朗報だったが、かえって後白河院(声・石橋蓮司)との溝が深まってゆく。さらに、跡取りと頼んでいた重盛(声・安藤一夫)が病がちになり、都では「義経」と名乗る者による放火がたびたび起こっていた。その頃、本物の義経(声・岡野進一郎)は熊野で身投げしようとしていた老婆を助けるが…。
徳子の息子、皇子が誕生とめでたいはずなのい、歴史を知ってしまっている僕としては、哀しい。もはや史上屈指の不幸に見舞われた女性として、記憶しています。皇子は、のちの安徳天皇ですが、壇ノ浦の戦いで入水自殺、しかし、自身は生き残り寂しい余生を大原で送るのですよね。そして京都に火をつけて回るのが義経とはこれいかにだと思いましたが、まさかのあの行家の息子ね。風見鶏の様に動いて、結果、権力に憑りつかれ無様な最期を迎えたうつけ。。。というのが印象。さて、この時点では弁慶は、義経の手下ではなかったのですね。
☆☆☆3/4