夏のシーズンフジテレビの月9は、新川帆立の同名小説で“競争の番人”こと公正取引委員会を舞台にした痛快エンタメミステリーの実写化。坂口健太郎X杏主演「競争の番人」第4話「新たな敵、新章が始まる!強盗殺人犯が下請けいじめ!?」見ました。
世界的電機メーカーの下請けいじめが新案件として舞い込むが、白熊(杏)は中心人物の柴野(岡田義徳)の顔を見てがくぜん。殺人事件現場付近で白熊が取り逃がした男だった。しかし圧力からか警察は動かない。調査を始めたダイロクの面々に対し下請け企業が一様に言葉を濁す中、小勝負(坂口健太郎)は唯一「困ったことはない」と断言した丸川(吉沢悠)に注目する。
元刑事白熊の言動のうざさを良しとするか否かで見方が変わる気がしますね。個人的には杏がミスキャスト、作り込んできた小勝負役坂口健太郎とケミストリーがあってないかな。今回は、大企業相手の優越的地位の濫用、いわゆる下請けいじめの話でしたが、公取がどれだけ立証するのが大変なのかはよく分かりましたし、面白くなかったわけではないのですが、一話完結にしないのが残念かなぁ。
☆☆☆1/4