テレビ東京金曜日の夜20時は、警察小説の第一人者である今野敏原作の本格ミステリーをドラマ化。全12作のスペシャルドラマを経て、2021年1月クールに連続ドラマとして放送されたシリーズがSeason2として帰って来た、内藤剛志主演「警視庁強行犯係 樋口顕Season2」第8話/最終回「無明」見ました。
川岸で野球部員の高校生・井田(菊池銀河)が遺体で発見された。交流サイト(SNS)上でも遺書が発見され、新庄(金田明夫)ら所轄の千住署は自殺と断定。だが、どこか不自然さを感じた樋口(内藤剛志)は再捜査を開始する。しかし、所轄が一度出した結論に口を出すことは警察内部の秩序を乱す行為だとして、理事官の石田(徳重聡)は樋口を謹慎処分に。この窮地に、盟友の氏家(佐野史郎)や樋口班の面々が駆け付ける。
未だに警察内部では、縄張り争いがあるのですかね。規則をたてに真実究明を遮る、ベテラン所轄刑事や、本庁の理事官など反吐が出ますね。金田明夫と内藤剛志のツーショットは、テレビ朝日の2つのドラマでお馴染みでしたが、テレ東では、また新鮮でしたね。自殺で処理された案件、樋口の疑念が、事件の真相を明らかにしました。家族にとっては、真実を知ることで、救いを求められたかなとは思いますが、野球部内の暴力、保身に走る教師、今も日本のどこかで起きてそうな火種を早めに消すのが不幸を招かないかと。また次のシーズン楽しみにしてます。
☆☆☆1/2